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【DWCS S05 Ep02】急所へのヒザに苦しんだンジョグアニが、ソウザをヒジでパウンドアウト

【写真】上を取ってからが、無双だったチディ(C)Zuffa/UFC

<ミドル級/5分3R>
チディ・ンジョグアニ(米国)
Def.3R1分15秒by TKO
マリオ・ソウザ(ブラジル)

低いガードで前蹴りを見せたソウザに対し、ンジョグアニも距離を取って様子を伺う。ソウザはハイからロー、ンジョグアニもローを返す。互いに蹴りに警戒しつつ、攻撃は足飲みという展開が続く。右ハイからスピニングバックフィストのソウザだが、距離が遠い。ンジョグアニはローを蹴られ、バランスを崩すと起き上ってすぐにクリンチへ。ケージを背負ったソウザはウィザーからヒザ蹴りへ。モロに急所に入り、ンジョグアニが座り込む。

2分30秒のインターバルをおき、試合は再開される。ンジョグアニが右前蹴り、ようやくソウザが左を振るって前に出る。蹴りを裁き、ワンツーから組んでいったソウザに対し、ンジョグアニが仕返しとも取れるヒザを急所に入れるが、同時にソウザのヒザも急所を捉えている。直後にソウザがバックに回ったため、レフェリーが流す。その後、ンジョグアニが正対してヒザを出し合うと、またもソウザのヒザが急所に入り、試合は2度目の中断へ。

今度は3分15秒で、リスタートに応じたンジョグアニ。ソウサにペナルティが-1Pが与えられ、パンチで前に出る。ジャブを当てたンジョグアニは、ボディロックテイクダウンを切り返してトップを奪取する。ハーフでンジョグアニはエルボーを落とし、ソウザは下から鉄槌も時間に。ンジョグアニが10-8とした可能性もある初回となった。

2R、ンジョグアニがワンツーから前蹴り、前に出てきたソウザに右を打ち込む。クリンチに持ち込んだソウザだが、ケージに押し込まれヒザ蹴りから右フック、直後にヒザを再び腹に突き上げられる。シングルに転じたソウザは、一度は上になるがワキを差したンジョグアニが、レッスルアップからリバーサルに成功する。

ンジョグアニがパス、上四方から腕を狙う。ソウザはハーフに戻し、ニーシールドからZハーフもエルボー、鉄槌、パンチを顔面に受ける。絡ませた足を畳まれ、きかせなくなったソウザはパンチを連打される。外掛けから足関節も、直ちに察知したンジョグアニが足を抜いてパンチへ。ソウザはパス狙いにヒザ十字狙いも、正座をして足を畳んだンジョグアニがサイドバックからパンチを入れ続けラウンド終了となった。

最終回、逆転にはフィニッシュしかないソウザだが、ヒザの連打を受けて引き込みを強いられる。クローズドの中からパンチを落とす、ケージ際に移動したンジョグアニはボディと顔面にパンチを打ち分ける。ケージに押し込まれ動けないソウザは、ハーフから左右のパンチを連続で受ける。左のワキ腹から顔面というコンビネーションに気を取られていたソウザは、視界の外から右エルボーを落とされて完全に動きが止まる。そのまま右エルボーの連打でンジョグアニがTKO勝ちを決めた。


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