【ONE Battle Ground03】ラカイのサブミッションマシーン? ジェネリン・オルシムがニューイェン破る
【写真】テイクダウンされると同時に、オモプラッタからフットチョークを狙うオルシム (C)ONE
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ジェネリン・オルシム(フィリピン)
Def.3-0
ビー・ニューイェン(米国)
勝てばアトム級GP補欠戦出場となる一戦。左を伸ばしたニューイェンが、即テイクダウンを決める。立ち上がったオルシムがニンジャチョークへ。背中をつけたニューイェンに対し、オルシムが絞めを解く。すぐに立ち上がったニューイェンの腕を狙ったオルシムは、ボディロックで倒されると、オモプラッタ&フットチョークからアームロックを狙う。
タップしてもおかしくない状態から前転してスクランブルに持ち込んだニューイェンがこもボディロックテイクダウンを決める。サブミッションに入らせず、パスからマウントを取ったニューイェンがパンチを落とす。オルシムは頭を抱えて立ち上がろうとするが、ニューイェンがバックを取り両足をフックする。前方に落とされたニューイェンは鉄槌を被弾し、サイドで抑えられ──ノンストップアクションの初回が終わった。
2R、左オーバーハンドを放つニューイェンが、左フックを当てる。オルシムの右にも左を合わせるニューイェンだが、ヒザを腹にもらう。パンチのニューイェン、オルシムは首相撲からヒザを出したいが阻まれる。オルシムは左ミドルも、これは軽い。ニューイェンが左ストレートを入れ、右フックも逆にオルシムの右ストレートが当たりダウンを奪う。
クローズドガードにエルボーを落とすオルシムは、その後はトップキープに努める。ニューイェンはクローズを続け、ブレイク待ちか。腰を切ったニューイェンの腕十字を体重をかけて潰すオルシムがエルボーを落とし、2Rもリードを広げた。
最終回開始直後にダブルレッグを決めたニューイェン。ハーフで抑え、枕でプレッシャーを与える。3/4マウントからハーフ戻されたニューイェンがパス狙いも、体を捻ったオルシムがスタンドへ戻る。ジャブに右を合わせようとするオルシムは、パンチのかわし方は良くない。ダブルから小外を切られたニューイェンは、オルシムのヒザを受けて離れる。両者、疲れて動きが落ち、手数も少なくなり試合は残り1分に。
テイクダウン狙いをかわしたオルシムは、続くダブルレッグにケージに押し込まれるが、倒されずウィザーでバックも許さない。ニューイェンは払い腰を決め、マウント取ってパンチを落とすも、オルシムが足を戻す。ニューイェンは立ってパンチを落とし時間に。
最終回を取り返したニューイェンだが、極めでニアフィニッシュ、そしてダウン奪ったオルシムが判定勝ちを決めた。