【ONE158】ジェネリン・オルシムが、打撃戦にTDを織り交ぜてメザバルバからスプリット勝利
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ジェネリン・オルシム(フィリピン)
Def.2-1
ジュリー・メザバルバ(ブラジル)
ジャブからローを蹴るオルシムに対し、左フックをメザバルバが被せていく。前足でハイを狙ったオルシムが、右を当てる。素早い左ミドルハイのオルシムだが、続く蹴りを掴まれ右を被弾する。左ローにシングルレッグを合わせたオルシムがテイクダウン、メザバルバがギロチンで抱えるが、足を抜かれている。垂直に抑えてギロチンを無力化したいオルシムは、ハーフにわざと入るとクローズドに戻されタイトに絞められる。
オルシムは頭を抜いて立ち上がり、ガードを取り続けるメザバルバをローで蹴っていく。飛び込んでパス狙いも足を戻され立ち上がったオルシムを見て、レフェリーブレイクを命じ試合はスタンドで再開となった。オルシムは右カーフを蹴り、左フックからダブルレッグでテイクダウン。メザバルバはここもギロチンを狙うが、今度は最初から抱えられた方のワキと対角線に左足をおき、すぐに頭を抜く。とオルシムがヒールを仕掛け、メザバルバも足を取ってきたところで時間になった。
2R、その場スーパーマンパンチで右を当てたメザバルバが右から左フックを振るい、オルシムのダブルレッグを切る。オルシムは左フックに前蹴りを蹴り、まっすぐダブルへ。またも頭を抱えて尻もちをついたメザバルバの両足を束ねたオルシムは、頭を抜いてボディを殴る。ケージを背負って座っていたメザバルバが立ち上がり、スタンドに戻ったオルシムが即座にダブルレッグへ。頭を抱え、立ち上がったメザバルバに対し、離れたオルシムが左ハイを狙う。
メザバルバは右ストレート、下がりながら右フックをヒットさせる。メザバルバは右オーバーハンド、オルシムはスピニングバックフィストから左ミドルを蹴って、ダブルレッグへ。切って体を入れ替えたメザバルバがエルボーを打って離れる。
前蹴りをキャッチされても、そのまま顔を蹴ったオルシムはスピニングバックフィストをかわしてダブルレッグ。切ったメザバルバはローを蹴られても左を返した。
最終回、ジャブから右ストレートを入れたオルシムは、蹴り合いからスピニングバックフィストをブロックし右を伸ばす。ローとパンチのコンビのオルシムは、テイクダウンが決まらなくなる。それでも打撃戦に応じ、ダブルに切り替えケージにメザバルバを押し込むと、尻もちをつかせる。
メザバルバは頭を抱えるが、両足を束ねられただ頭を抱えた状態が続く。残り2分強でスクランブルから立ち上がったメザバルバが、近距離でフックを入れる。離れたオルシムは右ボディも、エルボー受けそうになる。右ストレートを当てられたメザバルバのスピニングバックフィストは、またもブロックされて決まらない。互いに声を出してパンチを振るい、オルシムのダブルをがぶったメザバルバがヒザを頭部に入れる。
スタンドに戻り、首筋に左ハイを狙うオルシムに対し、ブロックしたメザバルバはまたも回転バック拳を振るう。サイドキックを2つ入れがオルシム、直後に時間に。両者が手を挙げて勝利をアピールするなか、ジャッジはスプリットでオルシムを支持した。