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【FLA112】倒して、抑えて、殴る。オットー・ホドリゲスが4年振りのファイトでダ・シウバに大賞

<フェザー級/5分3R>
オットー・ホドリゲス(ブラジル)
Def.3-0:30-24.30-25.30-26
カルロス・アウグスト・ダ・シウバ(ブラジル)

LFAでは異例の19勝2敗という戦績、ダヴィ・ハモスのトレーニングパートナー=ダ・シウバが、4年振りの復帰戦となる──11連勝中、キャリア12勝1敗でジャングルファイトで2度チャンピオンになっているホドリゲスと対戦する。ブラジル・ドメスティックMMAバンタム級最強の異名を持つダ・シウバが、フェザー級でどのようなパフォーマンスを見せることができるか。

前蹴りを見せるダ・シウバに対し、ホドリゲスがファーストアテンプトでダブルレッグダウンを決める。背中をつかされたダ・シウバは、スクランブルよりもガードを選択。ダ・シウバはハーフガードで足を抜かせないで粘っていたが、残り2分でパスを決めたホドリゲスが一気にマウントへ。ハーフに戻したダ・シウバは、枕で圧をかけられ2度目のマウントを許してしまう。ローマウント=腹の上に乗って殴るホドリゲスはハイマウントへ。しっかりとパンチを落とし、タイムアップを迎えた。

2R、前に出たダ・シウバが右をヒットさせ、パンチを纏める。ホドリゲスがダブルレッグを仕掛けると、ダ・シウバがギロチンへ。ハーフで止め、絞めるダ・シウバ。ケージがありギロチンを無効化できなかったホドリゲスは、頭を抜いて右のパンチを落とすと、足も抜いてマウントへ。ダ・シウバはハーフに戻すが、ホドリゲスが勢いのあるパンチを見舞っていく。残り100秒でマウントに入ったホドリゲスが、エルボーを落とし、左のパンチへ。ダ・シウバは足を戻しきれず、マウントを取られた厳しい状態が続く。何とかハーフに戻したダ・シウバだが、ヒジ打ちから鉄槌、さらにエルボー3連打を受けて時間となった。

最終回、ダブルを切ったダ・シウバだが、ケージに押し込まれ、小外刈りでテイクダウンを奪われる。エルボーを打ちつけマウントを取ったホドリゲスが、上体を起こして重いパンチを連打する。振りかぶったパンチで殴られたダ・シウバは、肩固めは防ぐも強烈な圧力を掛けられる。肩固めを諦めパンチに移行したホドリゲスは、ハーフに戻されても即マウントを取り返す。残り1分、上を取り続けたホドリゲスが最後にマウントを取り切り、タイムアップに。

ホドリゲスが昔のブラジル人ファイターのような試合展開で、ダ・シウバからポイントを総計すると90-75 という大差の判定勝ちを手にした。


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