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【WEC34】軽量級No.1決定戦にシート増設!

 (C) ZUFFA現地時間6月1日(日)、カリフォルニア州サクラメントのARCOアリーナで行われるWEC「フェイバー×パルバー」。文字通り、WEC世界フェザー級選手権試合ユライア・フェイバー×ジェンス・パルバーの一戦がメインとなる大会だ。

【写真】1万人以上の観客動員が見込まれる次回WEC (C) ZUFFA

VERSUSでの全米中継も決まっている軽量級ナンバーワン決定戦。王者ユライア・フェイバーの地元といえども、WECでは1万5000人収容のARCOアリーナのアリーナ部分とスタンドは1階席のみ、計8000枚のチケットのみ発売されてきた。しかし、この用意されたチケットがソールドアウトとなり、WEC副代表のピーター・ドロピックは、この状況にスタンド2階席の解放を決め、新たなにチケットを増刷することを発表した。


当大会はメインの世界フェザー級以外にも、日本の前田吉朗がミゲール・トーレスの持つWEC世界バンタム級王座に挑む一戦や、長らく日本で活躍してきたペケーニョこと、元プロ修斗世界ライト級王者アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラの参戦も決定している。

修斗離脱後、HERO’Sのリングで慣れない70kgの体重で戦い、苦戦を強いられていたペケーニョが、待ち望まれていたWECへの参戦が決まった背景には、難航していた米国就労ビザが習得がなったという理由がある。つまり、これで問題なく米国での生活を始められることができるペケーニョは、当大会終了後にフロリダのアメリカン・トップチームへ合流するという話もある。

DEEPやDOGで活躍したマイク・ブラウンが、パルバーほど派手さはなかったが長らく米国の軽量級を盛り上げてきたジェフ・カーランと対戦するなど、充実のラインナップが揃っている当大会。

全11試合中、ライト級以下の対戦カードが8試合。軽量級マッチ出場選手16名のうち6人が日本で試合をしたことがる実力者たち。65kg以下の勢力分布も北米プロモーションが日本を凌駕しつつあることを実感させるWECサクラメント大会。米国MMAワールドのエポックメイキングとなる可能性もある。

■WEC FABER VS PULVER 対戦カード

◆メインイベントWEC世界フェザー級選手権試合5分×5R
ユライア・フェイバー(王者/米国)
VS.ジェンス・パルバー(挑戦者/米国)

◆セミファイナルWEC世界バンタム級選手権試合5分×5R
ミゲール・トーレス(王者/米国)
VS.前田吉朗(挑戦者/日本)

◆第9試合ライトヘビー級5分×3R
チャック・グリスビー
VS.マーク・ムニョス(米国)

◆第8試合ライト級5分×3R
ケネス・アレキサンダー(米国)
×ロブ・マッカラー(米国)

◆第7試合ライト級5分×3R
リチャード・クランキルトンJr(米国)
VS.ドナルド・セラーン(米国)

◆第6試合フェザー級5分×3R
ジェフ・カーラン(米国)
VS.マイク・ブラウン(米国)

◆第5試合バンタム級5分×3R
チェイス・ビービ(米国)
VS.ウィル・ヒベイロ(ブラジル)

◆第4試合ミドル級5分×3R
ティム・マッケンジー(米国)
VS.エリック・シャンバリ(米国)

◆第3試合ウェルター級5分×3R
アレックス・セデュコフ(ロシア)
VS.ルイス・サッポ(ブラジル)

◆第2試合フェザー級5分×3R
ジョゼ・アルド(ブラジル)
×アレッシャンドリ・ノゲイラ(ブラジル)

◆第1試合バンタム級5分×3R
チャーリー・ヴァレンシア(米国)
×ドミニク・クルス(米国)

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