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【PFL2021#06】ケイラ・ハリソン、盤石の強さでダンドワを腕十字葬。プレーオフ決定

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
Def.1R4分44秒by 腕十字
シンディ・ダンドワ(ベルギー)

サウスポーのケイラ、ケージの前を左右に回るダンドワに左を伸ばす。左ミドルを入れ、左ストレートを狙ったケイラが距離を取り直すと、ダンドワが遠い距離から組みつつ引き込む。ダンドワはクローズドガードを取るが、立ち上がってガードを開けたケイラはパンチから一気にパスをしてクルスフィックスに。懸命に腕を戻すダンドワの頭を跨いたケイラがパンチを続ける。

逆側に回りニーインベリーのケイラに対し、ダンドワがケージキックからリバーサルへ。ケイラは一瞬の亀から起き上ってトップを取り返す。頭抜けたフィジカルの強さを見せたケイラはトップから圧をかけ、一旦離れて立ち上がる。飛び込んで左を当てたケイラがパス&マウントへ。残り50秒、左のパンチを纏めて上体を起こしたケイラが腕十字へ。パンチを入れながら左腕を伸ばし圧巻の一本勝ちを決めた。

クイック6、6P獲得のケイラは12P獲得──それでもラリッサ・パシェコに続き2位通過となったケイラは「1R、サブミッション。少しづつでも成長したい。8歳から人を投げて、柔道界を制した。米国人でもできることを見せた。今、MMAを征服している。私が女王になる」と言い、マイアミのビル崩壊への寄付を呼び掛けた。

女子ライト級プレーオフはジャナ・ファビアン、テイラー・ゴールダード、パチェコ、ケイラの4人──プレーオフは8月13日からスタートを切る。


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