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【UFC262】オクタゴン11年目の初戴冠、オリヴェイラがチャンドラーをKOして新世界ライト級王者に

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.2R0分19秒 by TKO
マイケル・チャンドラー(米国)

開始早々、飛び出した両者。オリヴェイラが右ローをもらったチャンドラーがマットに手を着く。すぐに立ち上がったチャンドラーは左右フックで攻め立てるが、オリヴェイラがダブルレッグ。これをギロチンで迎え撃ったチャンドラーだが、オリヴェイラは頭を抜いてトップへ。そしてチャンドラーのバックに回る。バックマウントを奪ったオリヴェイラを、マットにたたきつけるチャンドラーだが、オリヴェイラは離れない。

右目上から大量の出血が見られるオリヴェイラ。4の字フックでバックをキープし、パンチを上下に打ち合分ける。チャンドラーが体勢を入れ替えようとしたところに、相手の左腕を取り十字を狙ったオリヴェイラだが、これを抜いたチャンドラーがトップへ。オリヴェイラは立ち上がるも、チャンドラーのプレッシャーにケージ際まで下がってしまう。

ケージ際でパンチを連打しするチャンドラー、効かされたオリヴェイラはその場に倒れこんでしまう。すぐさまパウンドを落としていくチャンドラーは、オリヴェイラのダブルをカットし、トップへ。オリヴェイラは下のポジションを強いられたまま、1Rが終了した。

2R、前に出たのはオリヴェイラ。パンチを繰り出すチャンドラーから左フックでダウンを奪う。立ち上がるチャンドラーを追い立てるオリヴェイラが右ヒジからの右クロスで再び倒したあと、亀になるチャンドラーへ左の拳を落とし続け、レフェリーが試合をストップした。

試合終了後、喜びを爆発させるオリヴェイラ。解説席のジョー・ローガン、そしてケージサイドにいるダナ・ホワイトの下へ走り、さらにケージサイトを回る。
ケージに戻り、勝ち名乗りを受けたオリヴェイラ。UFC初参戦から11年、9連勝の末、初めてUFCのベルトをその腰に巻いた。


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