【LFA106】グティエレス、早々にダウンを喫したがマルセロチンでトップ奪取。残り5秒でRNC極める
<バンタム級/5分3R>
マンド・グティエレス(メキシコ)
Def.1R4分55秒by RNC
ウィリアム・エリオット(米国)
サッカーパンチ気味にショートのワンツーを放ったグティエレスだが、逆にエリオットの左右のフックで腰が落ちる。クリンチ戦から離れて、フックを振るうグティエレスはここでも右フックを逆に被弾してダウンする。パウンドの追撃からバックを取り両足をフックしたエリオット、一度は仰向けになってRNCを狙うもグティエレスが亀になるとパンチに切り替える。
前方回転にもバックをキープしたエリオットがマウントに移行すると、グティエレスがスクランブルに持ち込む。ワンフックでバックコントロールを続け、パンチを打ち下ろすエリオットは正対してヒザを狙う。離れ際に左を伸ばしたグティエレスだが、勢いはない。それでもクリンチから反り上げを狙ったグティエレスだが、ここも下にされバックを許し厳しい展開が続く。エリオットは離れ際にヒザを入れ、シングルレッグへ。
がぶったグティエレスがマルセロチン、エリオットは自らマットに背中をつけてエスケープする。結果、トップを取ったグティエレスがパウンドを落としていく。ハーフを取ったグティエレスが肩固めも極めきれず、足を抜いてマウントを奪取。ロールしたエリオットにRNCを仕掛けたグティエレスは、敢えて足のフックを外して絞めに重心を移動させると、残り5秒でタップを奪った。
「スタンドの練習をしてきたけど、見た目が悪い試合になってしまった。でも、まだ可能性は無限大だし毎日、強くなるために練習している」と話した。