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【PFL WT2025#02】突進ファイトのグティエレスがヌッツィに一本勝ち。準決勝でウェッツェルと対戦

【写真】昨年DEEPにも参戦したグティエレスがトーナメント準決勝へ(C)PFL

<バンタム級T1回戦/5分3R>
マンド・グティエレス(メキシコ)
Def.1R4分13秒by RNC
フランチェスコ・ヌッツィ(イタリア)

サウスポー同士の両者。開始直後にヌッツィの指がグティエレスの目に入り、インターバルが与えられる。試合が再開になるとヌッツィが左の前蹴り、グティエレスは左ローから右フック。ヌッツィはサークリングしてワンツーを当て、組んだグティエレスはヌッツィをケージに押し込んでヒザ蹴り。離れたヌッツィは左の前蹴りで距離を取るが、ここでもヌッツィがアイポークで注意を受ける。再開後、グティエレスが左ストレートで前に出る。ヌッツィは下がりながら右フックや左ストレートを合わせ、グティエレスのダブルレッグを切る。

さらにヌッツィは蹴りのフェイントからワンツー、サークリングしながら左ロー。グティエレスもワンツーで前に出るが、ヌッツィがサークリングしてパンチを合わせつつ左ボディストレート、前蹴りと手数を増やす。ここでグティエレスが強引に距離を潰すと、パンチを空振りしたヌッツィがバランスを崩す。グティエレスはそのまま組みついてバックにつくとRNCへ。両足をしっかりフックして腕を左右に組み替えながらしつこくRNCを狙い、最後は左手を深く入れてRNCを極めた。

試合後、グティエレスは「イタリア語の通訳はいるか。大切なことを言いたい。昨日インタビューを受けている時に、カメラマンからヤツ(ヌッツィ)は『この相手に何も印象に残ることはない』と言っていると聞いた。だから、こんなことになるんだ。PFL、この機会を与えてくれてありがとう。最高のフォーマットだ。皆のために良い試合を続ける」とコメント。準決勝で対戦するジャスティン・ウェッツェルとフェイスオフで向かい合った。


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