【ONE】チャトリCEOが、ゴードン・ライアンとMMA&グラップリングで契約したことを発表
【写真】チャトリCEOはSNSで「MMA=デメトリウス・ジョンソン、サブミッション・グラップリング=ゴードン・ライアン、キックボクシング=ジョルジ・ペトロシアン、ブラジリアン柔術=マーカス・アルメイダ・ブシェシャ、ムエタイ=ノンオー・ガイヤーンハーダオ、ONE is the home of Martial Arts」と書き込んでいる (C)MMAPLANET
22日(月・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長がSNSでゴードン・ライアンと契約したことを発表した。
2019年ADCC世界大会99キロ級&無差別級優勝、2018年にはIBJJFノーギワールズでも2階級制覇を成し遂げている現代ノーギグラップリング最強の男がONEと契約を果たした。
2月26日に実弟ニッキーの代役でロベルト・ヒメネスを破ったばかりのライアンは、ノーポイント&サブオンリー時代のグラップリングで、ポイント有りでも勝てる技術を駆使した上で、ダナハー流足関節のトランジッション&サブミッションも身につけている。
2019年の5月にはEvolve MMAで短期間ながら指導をしていたこともあり、その時にはMMA転向に際して、「何も決まっていないけど、ゲイリー(トノン)が楽しそうにしているから、タイミングと条件があえば」と話していた。
今回チャトリCEOのSNSでは、MMAとグラップリングで契約した──と、わざわざグラップリングという言葉を使っているように、まずは組み技でのお披露目もあるかもしれない。そうなるといち早くONEのヘビー級ロースターになっているヒカルド・アルメイダ、ブシェシャとのサブオンリーマッチも見てみたいものだ。
グラップリングであれば2017年現役生活から身を引いたホジャー・グレイシーの登用もチャトリCEOは明言したこともあり、サークルケイジの戦いにMMA、立ち技=スーパーシリーズだけでなく、ノーギグラップリングという要素が加われば──コアファンは大歓迎だろう。