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【CJJW2021】ラバー&クローズドを取れなかったエディ、モダン柔術披露もOTでアンダーソンに下る

<バンタム級T準決勝/10分1R>
アライアス・アンダーソン(米国)
Def.OT by Escape time
ベン・エディ(米国)

座ったアンダーソン、トップのエディにデラヒーバを掛ける。前転して下を選択したエディが立ち上がる。アームドラッグからバックを狙ったアンダーソンは、引き込んだエディに対してタイトにならないように組む。下から掌底を見せたエディの足首を踏んでパスを狙うアンダーソンは、ガードを越えてキムラから座って腕十字を狙う。腕を抜いたエディは下からリバース・デラヒーバからキス・オブ・ドラゴンというメンデス兄弟ムーブを見せる。

尻もちをついて正対して反応したアンダーソンがパスへ。ハーフで耐えるエディ、アンダーソンが他違ってパスの圧力を高める。その動きの中でクローズドやラバーだけは取らせないで戦うアンダーソンが、飛び込み十字へ。エディもしっかりと反応し、クォーターガードも、パスを許す。アンダーソンはニーインベリーからマウントへ。後方回転からベリンボロ、反転したアンダーソンが足を畳んでワキ差しパスへ。左右に回りアタックを続けるアンダーソンが、再びパスを決めて掌底を入れる。

腕十字を防ぎ、小さくフレームを取るエディは上四方で頭を両足で固定される。残り50秒、足を戻したエディはパス狙いを耐える展開が続き──タイムアップに。

OT、バックを選択したアンダーソンは極めもエスケープもなく2分間を使い、エディはスパイダーウェブを選択も腕を抜かれリードを許す。2Rもバック選択のアンダーソンは2分間バックを維持し攻守交替。エディは当然のようにスパイダーウェブで1分以上攻めたが、ヒザを入れたアンダーソンがエスケープに成功した。

エディは結局6分間、バックからエスケープできず最後はシートベルトを選択。トラックからカーフスライサー狙いも、アンダーソンが足を抜いてエディは敗れた。


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