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【ONE Fists of Fury03】「成長した姿を見せたい。日本のファンにも」──ヨッカイカー・フェアテックス

【写真】おかしいのは裁定であって、ヨッカイカーはポテンシャルは高いこれからが楽しみなファイターであることは間違いない (C)ONE

本日19日(金)に中継されるONE117 Fists of Furry03でヨッカイカー・フェアテックスが、中国のフー・ヨンと戦った試合が放送される。

ヨッカイカーといえば昨年7月と8月のバンコクシリーズで、強烈な打撃の強さでインパクトを残しONE本戦と契約を果たした。

そして12月18日に和田竜光と戦い、スプリット判定勝ち。しかし、その裁定結果はMMAとしてあり得ないという声が多く挙がった。もちろん本人はベストを尽くして戦っただけだが、あの裁定に関してヨッカイカー自身がどう思っているのか。

そして、今回の試合への意気込みを尋ねた。


──フー・ヨンとの試合が近づいてきました。

「前回の試合から休むことなく練習し、しっかりと準備をしてきたので100パーセント勝つ自信があるよ。この試合に関しては、何も心配していない。

12月はジムのトレーナーがセコンドに就けなかったけど、今回はトレーニング・パートナーと柔術コーチが一緒だしね。コーナーなしに戦うと、フィニッシュに向かえなかった。そういう指示がないと、なかなか思い切った攻撃ができなくて」

──今回はその辺りはしっかりと連携して戦えるわけですね。

「特にゲームプランはないけど、だからこそ試合の流れに合わせてセコンドの指示を聞いて戦うことになるだろうね。今回は多くのフェアテックスの人間がシンガポールに来ているし、本当に自信を持って戦える。バンコクで戦っているようなものだよね」

──ところで和田選手との試合ですが、あの判定に関しては日本では『和田が勝っていた』という反論が沸き起こりました。実際、ウィナーコールを受けるまでヨッカイカーは勝ったと思っていましたか。

「手を挙げられるまで、五分五分だと思っていた。でも、どっちかといえば勝ったかなって。ワダは初回を取って、2Rと3Rは僕のラウンドだったから」

──ベストを尽くしたヨッカイカーに対してではなく、判定には日本のファンは全く納得いっていなかったです。

「う~ん……、レフェリーが僕の手を挙げた。僕にはどうすることもできないし、日本のファンの声にも何も言えない。もう判定は下っているのだから。だからこそ、今回の試合はタツミツ・ワダと戦った時よりも激しく、皆に喜んでもらう試合をしたいと思っている。

前回の試合は自分でも思っていたような、激しい試合ができなかった。いつも試合が終わるとポジティブな意見と、ネガティブな意見を聞くことになる。特に前回の試合はそうだった。だからこそ、僕は必死で練習しより強くなろうと思ってやってきたんだ。

フー・ヨン戦ではどんな局面になっても、僕の方が優っている──成長した姿を見せたい。だから、日本のファンの人たちも僕の試合をしっかりと見てほしいと思っている」

──同門のスタンプが、MMAファイターとして成長のあとを見せました。ただし、それが落とし穴になりました。あの試合を見て、ヨッカイカーはどのように思いました。

「立ち技に徹していれば、勝っていただろうね。試合で自分のスキルを証明する必要はない。練習の成果を見せたいだろうけど、やはり勝負に徹しないと。とにかくスタンプの敗北は残念だったよ。

ただし、あの試合から学ぶことは多かった。フェアテックス・ジム全体で、しっかりとあの試合を研究してきた。これからの為にね。フー・ヨンはパワフルなパンチャーだから、今回の試合は立ち技が多くなるだろう。

寝技に持ち込まれたら、もちろん対応するけど。僕としても立ち技で勝負したいと思っている」

■視聴方法(予定)
3月19日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Fists of Furry03対戦カード

<キックボクシング世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者] ムスタファ・ハイダ(イタリア)

<キックボクシング女子アトム級/3分3R>
ジャネット・トッド(米国)
アルマ・ユニク(豪州)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
箕輪ひろば(日本)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
マイラ・マザール(ブラジル)
ジェネリン・オルシム(フィリピン)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>※
ロシャン・マイナン(インド)
アジス・カリム(インドネシア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)
フー・ヨン(中国)

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