【Titan FC67】計量終了 堀口恭司のレスリング強化パートナー=サバテーロがバンタム級変則王座防衛戦
【写真】鉄板の形に入る前に、どのような成長が見られるか──ダニー・サバテーロ (C)TITAN FC
12日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのインターコンチネンタルホテル&リゾート・ビスケーンベイで開催されるTitan FC67 「Sabatello vs Blackshear」の計量が、11日(木・同)に行われた。
今大会のメインではTitan FCバンタム級王者ダニー・サバテーロが、ダモン・ブラックシェアーを相手に王座防衛戦を行うが、挑戦者が体重オーバーだったためサバテーロが勝利した場合のみタイトル戦と認められ、ブラックシェアーが勝ってもベルトは移動しない変則タイトル戦となった。
テイクダウンからバック奪取→RNCという流れに絶対の強さを見せるサバテーロは、名将マイク・ブラウンの下、堀口恭司のテイクダウン&スクランブルの成長を支えてきたグラップラーだ。今年の6月に同王座を獲得し、11月にコンテンダーシリーズに出場し判定勝ちもUFCとの契約を勝ち取れなかった。
対戦相手が守りを固めたことでフィニッシュできなかったことで、UFC行きを逃したサバテーロがこの間に如何に成長をしてきたか。挑戦者の体重オーバーで参考試合的になってしまうからこそ、テイクダウン前に積んできたモノを見せてほしい。
セミはTitan FCで4連勝中しキャリア5勝0敗だったが、9月のコンテンダーシリーズで敗れたムハマジョン・ナミモフが、再起戦ながらオリヴィエ・ムラッドとのフェザー級王座決定戦を戦う。
顔面パンチ有りのITFテコンドーでジュニアの世界王者になっているナミモフは、その変幻自在のテコンドー系の蹴り技にローキックをレパートリーに加え、立ち技のスペシャリスト的なファイトが特徴だ。
対してNYはクイーンズ生まれのハイチ人選手のムラッドはキャリア4勝、アマ時代を含めると11戦負け無し。サウスポーの構えからボクシング&レスリングの王道スタイルで戦う。アマ時代から強烈なパウンドを武器に、削って多用なフィニッシュホールドを持つ。
引き出が多いのはムラッドだが、ナミモフにとってはコンテンダーシリーズで終盤での勝負所をテイクダウンを取られ敗北した経験から、何を積み上げてきたのかが問われる王座決定戦となる。
■視聴方法(予定)
2月13日(土・日本時間)
午前9時~ UFC FIGHT PASS
■ Titan FC67計量結果
<バンタム級/5分3R>
フィリップ・ジョンソン: 183.4ポンド(83.18キロ)
ダニエル・ジャコブッチ: 184ポンド(83.46キロ)
<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・オーティズ: 135ポンド(61.24キロ)
ロニー・ハウザー: 134.8ポンド(61.14キロ)
<Titan FCバンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ダニー・サバテーロ: 134.4ポンド(60.96キロ)
[挑戦者]ダモン・ブラックシェアー: 138ポンド(62.59キロ)
<Titan FCフェザー級王座決定戦/5分3R>
ムハマジョン・ナミモフ: 144.2ポンド(65.4キロ)
オリヴィエ・ムラッド: 144.8ポンド(65.68キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ディラノ・テイラー: 170.4ポンド(77.29キロ)
ルイス・ゴンザレス: 170.4ポンド(77.29キロ)
<バンタム級/5分3R>
アルベルト・モンテス: 135.6ポンド(61.5キロ)
リッチー・サンティアゴ: 136ポンド(61.69キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
イヴェリン・マルチンス: 135.8ポンド(61.59キロ)
メリッサ・クローデン: 136ポンド(61.69キロ)
<フライ級/5分3R>
エイドリアン・ガルシア: 125.6ポンド(56.97キロ)
ルディ・イシドロ: 123.2ポンド(55.88キロ)
<フェザー級/5分3R>
アディ・アリッチ: 145.8ポンド(66.13キロ)
カーロス・エスピノーサ: 143.8ポンド(65.22キロ)
<キャッチウェイト/5分3R>
ロイベルセ・エチェヴェリア: 132.2ポンド(59.96キロ)
アーネスト・ウォールス: 131.6ポンド(59.69キロ)
<バンタム級/5分3R>
サル・グェレーロ: 135.6ポンド(61.5キロ)
マット・クイグリー: 134ポンド(60.78キロ)