【ONE116】「37年生きてきて、一番幸せ」──青木真也、ジェイムス・ナカシマから初回一本勝ち!!
【写真】フィニッシュはフェイクをロックし、ネックをクランクした。これが危ない(C)ONE
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
Def.1R2分42秒 by フェイスロック
ジェイムス・ナカシマ(米国)
しっかりと握手を交わした両者。サウスポー同士、青木が右ハイからミドルを蹴る。さらにミドルを入れた青木はパンチを見せてクリンチへ。ケージに押し込んだのはナカシマの方。ナカシマはヒザ蹴りを見せて離れる。右フックを当てた青木は、ナカシマのワンツーにケージ際から離れる。左ストレートに組んだ青木は、両差しからバックに回る。
スタンドでワンフックの青木は背中に乗りつつ、襷を取りたい。左のワキを取りに行く青木が左足も乗せて両足フック。スタンドのまま右腕をアゴの上から絞めて左手とRNCクラッチでフェイスロックへ。ナカシマが観念したようにタップし、青木が一本勝ちを決めた。
「ベルトとか考えていないです。あのう本当に怖くて。でも、凄く幸せな時間で。俺、もう格闘技別にやらなくて良くて。でも、俺がこうやってやると喜んでくれる人がいてくれて。日本には本当にいっぱい俺のことを応援してくれる人がいて。37年生きていて、今が一番応援されていて、今が一番幸せです。ありがとう」と青木は涙で話した。