【Copa Podio】詳細〈02〉緑グループ、レオ・ノゲイラに落とし穴
【写真】本命レオ・ノゲイラはトラヴィス・スティーブンス、ルイス・パンザ戦でドロー、ティム・スプリッグスとリコ・バストスにはポイント勝利で決勝進出はならなかった(C)COPA PODIO
1日(土・現地時間)、リオデジャネイロのジナーシオ・ボタフォゴで開催されたプロ柔術大会コパ・ポジオレポート第2弾。今回はロンドン五輪柔道米国代表トラヴィス・スティーブンス(ヘンゾ・グレイシー)ら、注目選手が多く登場したヘビー級グランプリ予選・黄グループの模様を紹介したい。
緑グループは優勝候補のレオ・ノゲイラ(アリアンシ)が、持ち前の低く重く攻めてゆくトップゲームを利して2勝2分とグループ内で唯一無敗の成績で乗り切った。にもかかわらず、一本勝ちが一つもなかったノゲイラは、2勝1敗1分ながらも2つの一本勝ちをスコアしたルイス・パンザ(バルボーザ)とトラヴィス・スティーブンス(ヘンゾ・グレイシー)にスコアで上回られ予選落ちに終わるという波乱が起きた。スティーブンスは、茶帯として参加した前回のミドル級グランプリに続いて連続で予選突破を果たしたことになる。
ちなみにパンザはスティーブンスから得意のアキレス腱固めで秒殺の一本勝ちをしており(同ポイントながら直接対決で勝利したパンザがこのグループ1位通過となった。そのパンザからパスガードを奪って殊勲の星を挙げた茶帯のティム・スプリッグス(ロイド・アーヴィン)はやはり2勝を挙げたものの、ノゲイラとスティーブンスの二人にパスガードを許し敗北、決勝進出を逃した。
結果、準決勝戦はルイス・パンザ(緑グループ1位)vsレアンドロ・ロ(黄グループ2位)
ホドウフォ・ヴィエイラ(黄グループ1位)vsトラヴィス・スティーブンス(緑グループ2位)という組み合わせとなった。