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【UFC256】ローで削られ、危うかったスワンソンが抜群のキラーインスティンクトを発揮し逆転KO勝ち

<フェザー級/5分3R>
カブ・スワンソン(米国)
Def.2R1分52秒by KO
ダニエル・ピネダ(米国)

まず右ハイを蹴ったピネダ。スワンソンは遠い距離からパンチを伸ばし、クリンチへ。離れ際に左を受けそうになったスワンソンはロー、左を被弾する。スワンソンはワンツーを見せるが、ローで姿勢を崩す。反応、ダメージの蓄積ともに気がかなりな歴戦の強者スワンソンは、ローで体が一回転する。ピネダはローでスリップすると、ガードから足関節を狙う。足を抜いてトップを取ったスワンソンは三角、腕十字を抜けてスタンドに戻る。

明らかにローが効いているスワンソンは、ダブルレッグもロールで上を取り返したピネダがスタンドに戻る。と、右を受けて倒れたピネダがパウンドを打たれながら立ち上がる。一気に形勢逆転となり、左ミドルから右を連打し、エルボーを入れたスワンソンがポイントすら取る形となった。

2R、ローを警戒し、遠い距離から右を伸ばすスワンソン。ピネダは右フックを空振りし、バランスを乱す。それでもローを蹴り、スワンソンの動きが止まる。ここで組んでシングルに出たピネダが、ケージにスワンソンを押し込む。と、ピネダの右アッパーから左、直後に右ストレートを打ち抜いたスワンソンが大の字になったところで右のパウンドを落とし、KO勝ちを決めた。


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