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【UFN174】スピニングバックフィストでKO勝ちもダリューシュ、体重オーバーに神妙な面持ち

【写真】ファイトとしては圧倒的にグッドパフォーマンスを見せたダリューシュだった(C)Zuffa/UFC

<158ポンド契約/5分3R>
ベニール・ダリューシュ(米国)
Def.1R4分38秒by KO
スコット・ホルツマン(米国)

体重オーバーのダリューシュが左ミドルを蹴る。続く接触でホルツマンの親指がダリューシュの左目に入り試合が中断する。再開後、左ヒザを突き上げて距離を詰めたダリューシュがシングルからハイクロッチへ。右腕を差してホルツマンをケージに押し込んでいく。体を入れ替えて離れたホルツマンに対し、ダリューシュは首相撲から左ヒザを顔面に蹴り上げる。動きが止まったホルツマンにもう一発ヒザを入れ、パンチに切り替えたダリューシュはテイクダウンを切ってバックに回る。ホルツマンは胸を合わせて危機を乗り切ろうとするが、ダリューシュは首相撲からヒザ、エルボーを狙う。離れたホルツマンは流血に見舞われながらショート飲みフックを打つ。ダリューシュは左ストレートを入れ、左フックから右、そのまま左右のパンチを打ち続ける。

それでもケージ際から逃れたホルツマンだったが、右フックに左のスピニングバックフィストを合わされる。前腕でホルツマンの顔面を打ち抜いたダリューシュがKO勝ちを決めた。

「こういうことってたまにあるけど、全く覚えていないんだよ。例え僕は勝てても体重を落とせなかったから。この試合が良い試合だったとしても、スコットのモノだ」と話した。


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