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【Brave CF38】本戦開始まで5時間。ファイトアイランド出場へのベルト奪回へ、アブゥラギモフ出場

【写真】上段左がメインで戦うブース(左)とアブゥラギモフ 。右セミのブノワ・サンドニ(右)✖マリオ・スピード。下段は左の写真がイッサ・イサコフ(右)でジャミル・チャン、右側が女子戦出場のマーリン・ヘルマンソン(右)とエリン・アーベリの計量時のフェイスオフと正面写真だ(C)ACA

8日(土・現地時間)、Brave CFのスウェーデン・ストックホルム3連戦の中日= Brave CF38が行われる。


地元のブルドック・ファイトナイトと共同プロモーションで行われる今大会。上5試合に出場するスウェーデン人ファイターは僅か2人──女子マッチのマーリン・ヘルマンソン✖エリン・アーベリのみだ。彼女以外の4試合で戦う8名はロシア、英国✖2、フランス、ベルギー、オランダとカナダ、そしてストックホルム在住のアルバニア人ファイターだ。

オランダから参戦するジャミル・チャンはTUF22出演もUFCと契約ならず、その後はBellatorのイタリア大会と米本土のテキサスで2戦し、白星はなくブレイブに新天地を求めた。しかし、現状は1勝3敗──3連敗中ながら、コロナ禍で復活のチャンスを得たことになる。

対するイッサ・イサコフはIMMAFで長らく戦い、アマで15勝5敗の戦績を残しプロデビュー。モンテネグロとドイツのローカルショーを経てブレイブと契約し2戦目を迎える。

メインでカール・ブースと対戦するアブドゥル・アブゥラギモフは前Brave CFウェルター級王者。ジャラ・フセイン・アルシラウィに挑戦してチャンピオンベルトを巻いたが、ダイレクトリマッチとなった初防衛戦でプロ初黒星を喫して、王座を失った。余談だが、王者アルシラウィは4月に今やUFCで大いに注目を浴びているカムザット・チマエフの挑戦を受ける予定だった。

その前王者アブゥラギモフはロシア人ながらブルガリアン・トップチーム所属でテイクダウンを最大の武器としているファイターだ。打撃では回転系を含めた蹴りも見せるが、それほど高い圧力を持つものではないが、今やUFCファイトアイランド大会へのチケットとなりうるブレイブのベルトを取り戻すために負けられないブース戦となる。

■Brave CF38対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
アブドゥル・アブゥラギモフ(ロシア)
カール・ブース(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ブノワ・サンドニ(フランス)
マリオ・スピード(英国)

<165ポンド契約/5分3R>
イッサ・イサコフ(ベルギー)
ジャミル・チャン(オランダ)

<女子フライ級/5分3R>
マーリン・ヘルマンソン(スウェーデン)
エリン・アーベリ(スウェーデン)

<バンタム級/5分3R>
ベルナルド・ソパイ(アルバニア)
タリク・イスマイル(カナダ)

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