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【UAEW12】この試合は何? デルマキが緩い蹴り合いから簡単にTD&RNC──レフェリーの襟首掴み失格……

<フェザー級/5分3R>
ボクダン・キリレンコ(ウズベキスタン)
Def.1R3分28秒by DQ
アフメド・アル・デルマキ(UAE)

MMAデビュー戦のキリレンコに対し、2勝5敗のデルマキ。軽いキックの応酬から間合の取り合いが続く。緩いローを蹴り合う両者、キリレンコが左ミドル、続いて後ろ回し蹴りを見せる。組みついたデルマキに対してキリレンコは踏ん張ることなく引き込むように倒れる。寝技でも、足を引いたすぐにキリレンコが立ち上がる。どうにも緩い展開が続き、レフェリーが何やら注意を与える。

キリレンコのローがやや力強くなったか。直後にデルマキがテイクダウンを奪い、即マウントへ。頭を抱ええたキリレンコがブリッジを潰されると下を向き、デルマキがRNCへ。キリレンコがすぐにタップをしたが、ここでデルマキは技を解かない。レフェリーが体を引き離そうとすると、技を解いて立ち上がったデルマキがレフェリーの胸を両手で押し、襟を掴む。

この行為でタップを奪いながら、デルマキは失格となった。序盤の緩さと速攻のタップ、意味不明の怒り──訳の分から試合だった。


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