【Invicta FC41】ボクシングだけのウォーカーを蹴り、ヒザ、ヒジ&パンチで攻めたヤングが快勝
<フェザー級/5分3R>
ケイトリン・ヤング(米国)
Def.3-0:30-26.30-26,30-27
ラトヤ・ウォーカー(米国)
左ジャブを伸ばすヤングが、左ミドルを入れる。ウォーカーもボディストレートを放つが、左ミドルからジャブを受ける。右フックを当てたヤングは右でもミドルを蹴る。直後にウォーカーの右ボディストレートがヤングの腹を捕らえる。エルボーからロー、右ストレートで攻めたヤングは首相撲&ヒザを繰り出す。
ヤングはボクシングに特化した動きを見せ、ローで体が持っていかれそうになる場面も。引き続き顔面とボディ、パンチと蹴りを散らすヤングはジャブを当てられても左右のローを蹴っていく。さらにヤングは左ミドル、右ローを入れ試合を支配する。ウォーカーは前足を削られテレフォンパンチ気味になり、腹を蹴られて明らかに動きが落ちる。それでも左ジャブを返したウォーカーだが、オープンスコアでヤングの3票獲得が明らかとなった。
2R、サウスポーに構えるようになったウォーカーが、すぐにオーソに戻す。ならばと右ローを蹴ったヤングがパンチを纏めて前に出て、離れると左ミドルを蹴り込む。ワンツー、右ローを受けたウォーカーは再びサウスポーにスイッチ。距離を詰めたヤングは首相撲からヒザをボディに突き刺し、テイクダウンを奪う。
寝技に拘らなかったヤングはスタン戦にも戻ると、オーソになったウォーカーの左足を削る。またもサウスポーに構えたウォーカーは、ロー、ジャブを被弾し続ける。構えに関係なく足、腹、顔を攻めるヤングが右ハイ。ウォーカーのワンツーにも右を合わせ、左ミドルを決めたヤングが余裕の試合展開で、この回もジャッジ3者の支持を集めた。
最終回、ヤングの首相撲狙いにパンチをまとめたウォーカーだが、ローを受けて苦し気な表情を浮かべる。クリンチからヒジ、エルボー、右ストレート、再びヒザで攻めたてるヤングが左エルボーを入れる。首相撲から逃れられないウォーカーは腹へのヒザ蹴りに対抗できない。
右ショート、エルボー、ヒザをケージに詰まったウォーカーに続けるヤング。ウォーカーもヒザ、ボディを返すが、ヤングのヒザとヒジは止まらない。ヤングの崩しからの右ハイは目測を誤るも、ここで間ができてもウォーカーはケージから逃れることができない。殴られ顔を背けるようになったウォーカーはバックを譲り、ヤングが後方からのパンチ&エルボーを打ち込む。最後は胸を合わせてパンチを振るったウォーカーは、試合終了までたち続けたが判定で勝ち目はなかった。