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【Shooto2020#01】ラカイから刺客、欠場。沖縄初の女子プロシューター小生由紀が大島沙織里と対戦へ

Ono【写真】MMAを戦う機会が非常に少ない沖縄で、キックやグラップリングで力をつけてきた小生。デビュー戦同士の一戦が王座決定トーナメントという背景に関係なく、自分を出し切るパフォーマンスに期待したい(C)MMAPLANET

16日(木)、Sustainより26日(日)に東京都後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦、2020年第一弾。同大会で組まれる初代女子スーパーアトム級王座決定トーナメント準々決勝で、大島沙織里と小生由紀が戦うことが発表されている。

大島はもともとチーム・ラカイからの刺客ゼファーニャ・ンガヤと対戦予定だったが、そのンガヤがパスポートの発給及びビザ申請が間に合わずトーナメントを欠場することとなった。


同トーナメントは既に昨年11月に黒部三奈がターニャ・アンゲラーを、そしてイ・イェジが梅原拓未を下しており、ここに今回の大島✖小生に加えWomen’s SHOOTO-50キロ・インフィニティリーグ2019の優勝者の杉本恵が加わり──3月の準決勝から出場することになっている。

小生は大島が優勝した昨年の全日本アマチュア修斗アトム級で3位、その後──11月のプロ修斗沖縄大会で組まれたトライアウトで佐々木萌と対戦。腕十字で一本負けを喫したがパウンド有りルールに対応できており、ケージサイドで視察していたアマ修斗委員会の佐藤ルミナ委員長よりプロ昇格に太鼓判が押されていた。

沖縄初の女子プロシューターとなった小生は沖縄県名護市のグランドスラムA.P.Pを主催する小生隆弘夫人で、グラップリング及びキックボクシングで経験を積んできた。昨年12月のDEEPで女帝しなしさとこをキャリア3戦目でTKOで破った──にっせーが、同じ体格の女子でグラップリングに強い小生との練習で組み技力をあげるためにA.P.Pに通っているという。

とはいっても大島と共に黒部、イ・イェジとの実力差は明らか。それだけにプロデビュー戦となる今回の試合に全てをぶつける気概あることは間違いない。そんな小生の参戦と、柔道ベースの大島のマッチアップに関して、サステインは「新世代ジョシカクMMA」と期待の言葉をリリースで発している。

また欠場となったンガヤだが、3試合契約を結んでおりパスポート&ビザが下りれば、引き続き修斗に参戦することになっているとのことだ。

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