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【KSW46】ライトヘビー級王者トマス・ナルクンが、ハリドヴを返り討ち。世代交代完成!?

<92キロ契約/5分3R>
トマス・ナルクン(ポーランド)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
マメッド・ハリドヴ(ポーランド)

勢いのある右ローを蹴るナルクン。ハリドヴは左右のローを蹴られ、間合いを取り直す。ハリドヴは左右に回りながら前蹴りを繰り出す。ナルクンは変わらずローを続け、プレッシャーを強める。右オーバーハンドを見せたハリドヴは、左オーバーハンドでダウンを奪う。直ぐに立ち上がったナルクンは右ローを2発受け、これがやや効いているか。ローの数も減ったナルクンは、ハリドヴの右に同じく右を合わせようとし直後に右ローを入れた。

2R、ナルクンの右ローにハリドヴが右オーバーハンドを放つ。ローの蹴り合いからハリドヴが右オーバーハンド、ナルクンはローと前蹴りでリズムを掴もうとする。踏み込んで右ローを蹴ったナルクンは、左ローをハリドヴの後ろ足に入れる。とアイポークがあったと、ナルクンがインターバルを要求する。

ハリドヴの左の指が左目に入ったナルクンは試合が再開されると、勢いよく前蹴りとローを繰り出す。ハリドヴも右ローを返し、右フックをかわす。ナルクンの前進にサークリングで間合いを取ったハリドヴはナルクンのワンツーをかわして蹴り足をキャッチする。ナルクンは引き込んでガードから足をすくいに。ハリドヴは立ち上がりローを蹴る。残り15秒でブレイクが入り、立ち上がったナルクンが右ロングから前蹴り、アッパーに続きダブルレッグへ。テイクダウンを取り、トップで2R終了を迎えた。

最終回、前に出るナルクンに対し、ハリドヴは左に回る。踏み込んで左フックを放つも空振りに終わったハリドヴは、シングルレッグでテイクダウを奪われる。ナルクンはパスを決め、サイドで抑えパンチ、エルボーを打ち込む。しっかりと抑えてエルボーを落とすナルクンだが、動きが止まったとかと思われたハリドヴが0から100への動きで、一気に後方回転で上を取り返す。

疲れが見えるナルクンだが、ここで腰を切って一気に腕十字へ。体を捩じって腕を引き抜いたハリドヴは続く腕十字はヒジを曲げて切り抜けパウンドで反撃開始。ガードの中から鉄槌を落とし、立ち上がると起き上がってきたナルクンにギロチンを仕掛ける。これがすっぽ抜けてハリドヴが下になったところで試合はタイムアップに。

結果、28歳の現ライトヘビー級王者ナルクンが判定勝ちを収め、38歳のエース=ハリドヴを返り討ちにした。


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