＜ライトヘビー級／5分3R＞
ジム・クルート（豪州）
Def.1R4分23秒by TKO
クリス・バーシェラー（米国）

UFCアジアをサポートするエア・アジアがチケットを用意し、DWTNCS出場が決まったクルート。サム・グレコの教え子がワンツーから右ローを入れる。バーシェラーもパンチを返すが、クルートは頭を振ってワンツーをヒット。さらに左ハイを放ったクルートに、バーシェラーが右ストレート、そしてワンツーを打ち込む。右ミドルを入れたクルートに対し、プレッシャーを強めるバーシェラーが右フックを放つ。クルートも右を返し左ジャブから左ロー。中間距離での打撃戦が続き、クルートが左ボディを放つ。

右フック&右ローを当てたクルートが、左ボディフックを打ち込む。さらに左のカウンターを当てたクルートはローに続け、右ボディ&左フックをヒットさせる。足を使ってパンチをかわし、後回し蹴りを繰り出したクルートが前に出てきたバーシェラーに右を入れ、間合いを外したところでワンツーの左を打ち抜く。

足が泳いで後方に下がったバーシェラーを見てレフェリーが試合を止めた。UFCの認知度が上がり、MMAが社会に浸透しつつあるかのように思われた豪州だが、その実──政府が大会開催へのハードルを上げたことで開催費用が高騰しローカルショーが激減している。エア・アジアのサポートにより掴んだチャンスをクルートはモノにすることができるか。

PR

PR