【DEEP79】村田、テイクダウン&コントロールで奈部に判定勝ち
<女子55キロ契約/5分3R>
村田夏南子(日本)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
奈部ゆかり(日本)
奈部の右フックが村田の顔面を捉えるも、やはり組みを警戒して距離を詰めることはできない。すると村田の左でヒットし、奈部がダウン。村田はパウンドを入れ、バックコントロールへ。バックを譲って立ち上がった奈部に、後方からパンチを続ける村田は奈部が正面を向いてくるとスタンドで肩固めを掛けてテイクダウン。そのまま絞めるが、極め切れない。もう一度立ち上がった奈部をボディロックで捉えた村田が、後方へ崩す。
村田は腹固め&パンチを入れるも、腕を抜いた奈部が立ち上って離れることに成功する。逆に組みに行った奈部に対し、村田は首投げを仕掛ける。腹ばいから立ち上がった奈部を村田がケージに押し込んだところで、初回が終了した。
2R、奈部の右に右を返した村田が、バックに回ってテイクダウン。そのままバックマウントへ。背中が伸びた奈部が、左腕をワキに抱えて抜かせない。右でパンチを打ち込んだ村田がワンフックでバックを制するが、やや乗り過ぎか。フックを外してバックキープに拘った村田だが、奈部が胸を合わせてスタンドへ。
右ミドルを放った奈部、グローブに不備があり試合が中断する。再開後、奈部は右を当てワンツー。村田は左を返す。奈部のオーバーハンドをかわし、左ストレートを当てた村田がワンツー、プレッシャーを強めるが、ローを蹴られバランスを崩しそうにある場面も。最後に左を入れた村田がこの回も取った。
最終回、引き続き左を当てる村田は組んでボディロック、前方に崩していくが奈部がウィザードで耐える。アンクルピックを防がれ、小手を巻かれたままテイクダウンを奪えなかった村田だが、ここでブレイクが命じられる。左ボディ、右フックをダブルレッグを仕掛けるようなリズムで放っていった村田は続いてシングルでテイクダウンに成功する。ハーフ&枕で固める村田が肩固めへ。
奈部はヒジを張って耐えきりガードに戻す。草刈りスイープで倒された村田は足を取ることに拘り、ポジションを許しパンチを落とされる。そこから起き上がろうとしたところで、タイムアップに。村田が3-0の判定勝ちを収めた。