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【Pancrase287】翔兵に一本勝ち、春日井健士<02>「マモルさん、顔面にヒジをください」

Kasugai【写真】RNCを極めたあとから、テンションは上がりまくり。そして冷静になってから、方々に詫びを入れる日々が始まる──ミスター・エキセントリック (C)KAORI SUGAWARA

23日(日)、Pancrase287における翔兵戦で2R3分26秒RNCによって一本勝ちを手にした春日井健士インタビュー後編。

試合直後でアドレナリン出まくりの勝者は、そのエキセントリックな一面をいかんなく発揮した。
Text by Kaori Sugawa

<春日井健士インタビューPart.01はコチラから>


──翔兵選手の攻撃で危ないと思ったモノはありましたか。

「いえ、イメージトレーニングはバッチリ出来ていたんで僕、翔兵さんに勝つために格闘技やっているわけじゃないですし。強くなるために格闘技やっているので。飛び込むヤツでも、様子見るヤツでも、全部に僕は対応できます。ただ、これまで飛び込んで来る相手は今まで苦手なタイプだったんですけど、今回である程度克服できました」

──それほどプレッシャーを掛けられることもなかったです。

「気持ちは負けないし、プレッシャーじゃ負けないし最強ですよ。バンバン来てくれって感じですね。俺も絶対下がんねえよって。何にも効いてない。何も痛くない。もう最っ強!! 顔もかっこいいし、自分大好き! 自分大好きじゃないと他の人も愛せない」

春日井のアピールを聞く、マモル。内心、ムカついていそうだが、市川アナ&大沢ケンジの両者は非常に楽しそうだ(笑)(C)KAORI SUGAWARA

春日井のアピールを聞く、マモル。内心、ムカついていそうだが、市川アナ&大沢ケンジの両者は非常に楽しそうだ(笑)(C)KAORI SUGAWARA

──……。試合後はマモル選手への対戦アピールもしていましたね。

「ぶっちゃけ、僕の中では自分がもうパンクラスのチャンピオンでベルト巻いていると思っているんで」

──パンクラスで頂点に立ったあとのことも考えたりしていますか。

「はい、ベルトを取ったらすぐ世界に行きたい。もちろん最終的にはUFCを目指していますし。でもやっぱり、今日本でああやってRIZINが盛り上がっているので、パンクラスのベルト取ってRIZIN行きたいですね。有名になりたいです。

堀口選手は正直、日本で勝てる相手はいないと思います。あの動きで元谷(友貴)君があんな風にやられて、日本で勝てるヤツはいないと思うんだけど、僕は元谷君にぶっちゃけ勝っているし、僕しかいないんじゃないかなと思います。

僕なら今日みたいな魂のこもった試合をしますよ、と。ケージの中で死ぬ覚悟はできているんで、僕が名乗りをあげたい。怪物退治を僕にさせてくださいよ、と言いたいですね。パンクラスさんとHEATがOKを出してくれて、尚且つ堀口の相手って言ってくれるのであれば、僕はどこでも戦いたいです。僕はHEATで育って、パンクラスにこうやって出させてもらって、パンクラスのベルトも狙っています。HEATのチャンピオンとして、パンクラスのベルト狙っています」

──HEATのチャンピオンとして、上を目指す?

「そうなることで志村道場のプラスになりますし、それは館長への恩返しになると思っています。パンクラスとHEATの許可が下りて、オファーがRIZINから来るのであれば、僕はどこでも戦います。

HEATで育ったのでHEATを盛り上げたい。志村道場が有名になるのであれば、……RIZINはテレビでやっているので、出させて頂きたいですね。やっぱ目立ってなんぼだと思いますし、寒天タケシ×堀口、面白いんじゃないですかね。

寒天って何だコイツ?ってなりますよね(笑)。僕は岐阜県恵那市山岡町で一番最強なんで、山岡町の宣伝にもなる。やっぱり両親に……僕がJRを辞めた時に凄く……心配かけてしまったので(感極まって、涙を流し始める)。『タケシに格闘技をやらせてよかったなって』……思わせてやりたいっス。今もそうやって応援してくれていますけど、もっともっと親孝行したいです。僕は山岡の星になって……山岡町を盛り上げて…………山岡町の道の駅に僕の銅像立ててやりますよ。

僕はホンット恵まれています。志村道場に所属して、ALIVEで半分ぐらいは練習させてもらって。イイとこ取りしています……鈴木(陽一※ALIVE代表)社長にも、館長にもお世話になって、もちろん(日沖)発さんにも本当にお世話になって……もう、絶対に有名になって……stArt Japanも志村道場も、ALIVEも全部盛り上げたいです。

もう……自分大好き……自分、最強だわ…………」

──……。

「スイマセン、アドレナリン出まくりです(泣笑)。以前は30歳までに辞めるって言っていましたけど、80歳までやってやろうかなと。やっぱり格闘技は裏切らないし、格闘技は……本当に僕を裏切らなかったんで…………最後まで全うしてやろうかなと…………最高だな、格闘技…………」

──かなり収拾がつかないモードになっていますので(笑)、最後にマモル選手へのアピールをお願いします。

「マモルさん、僕と戦ってください!! ホント、お願いします!! もう、顔面にヒジをください。お願いします」

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