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【PXC55】PXC秒殺デビューの南出剛<01>「成嶋竜選手に憧れ、蹴りで勝ちたいと思ってきました

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go-minamide【写真】グアムでの秒殺勝利を南出剛は今後の飛躍へのステップとできるか、(C)MMAPLANET

18日にグアムで開催されたPXC55で、ジョシュア・アルバレスを左ミドルからのパウンドで破り、同プロモーションでの初陣を飾った南出剛。

鮮烈なアジア太平洋デビューを飾ったフライ級の新鋭を初インタビュー。南出は幼少期から極真空手を学んでいた蹴りに拘るファイターだった。


――初出場のPXCで秒殺KO勝ち。おめでとうございます。

「ありがとうございます。作戦通り、打撃で下から崩して倒せました。勝つならミドルというつもりで戦っていました。どんな相手でも蹴りには自信があるので、下から崩す戦い方をいつもやっているので」

――それは対戦相手がオーソドックスかサウスポーでも関係なく両方から蹴っていくことができるということですか。

「そうですね、僕の場合は利き足がないので両方で蹴ることができます」

――ベースは空手ということでしょうか。

「ハイ、フルコンタクト空手……極真空手を6歳から12年間やっていました。柔道と並行してやっていたですが、2年ぐらい横着してからMMAの練習をするようになったんです」

――その頃からプロを目指していたのでしょうか。

「和歌山ではジムの数自体が少ないですし、僕も総合格闘技が分かっていなかったので、そこまでは考えていなかったです。ただ学校帰りにYJというジムがあったので、暇やったんで通うことにしたんです。小さいころから戦うことが好きで、空手を辞めてからも何かやりたいとは思っていたんです」

――TV格闘技を見ていた世代ですよね。

「ハイ。K-1の魔裟人選手とか山本KID選手が活躍している頃はずっと見ていて、『恰好良いなぁ』って思っていました。でも、真剣に練習するようになったのはここ2年ぐらいなんです。創道塾に移ってからです」

――創道塾に籍を移したのは、どのような理由からだったのでしょうか。

「和歌山ってジムが少ないので出稽古や合同練習があって、そこで創道塾の人たちに『一緒にやろう』って言ってもらえて。やっぱり設備も良いですし、強くなるには創道塾で練習した方が良いと思いました。

レスリングをやっていた選手が多くて、僕は打撃は得意だったのですが、組みに関しては全然力がなかったのでレスリングを練習するようになって、思い切って打撃を使えるようになってきたんです。テイクダウンを狙われたら切って、打撃を入れるというスタイルで戦えるようになってきました」

――フルコン空手とMMAでは攻撃手段が違い、間合いも変わってくると思うのですが、そのあたりのアジャストはどのようにやってきたのですか。

「極真空手は顔面への拳での攻撃がないので、まずはそこを克服するためにボクシングジムに行ってスパーをすることで、顔面への恐怖心を減らしていきました。

距離に関しては――僕は空手でも大きな蹴りが得意で、突きよりも下段や上段回し蹴りのような長い距離で戦っていたので、そこもあって今はエェ感じになってきました」

――胸を合わせて中段突きや下段の打ち合いではないと。

「ハイ、僕は極真時代から成嶋竜(※1996年&1997年、全日本ウェイト制で軽量級&中量級と二階級制覇。左の上段回し蹴りが得意だった)選手に憧れていたので、小さいころから蹴りで倒したいという気持ちでやってきたんです」

<この項、続く>

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