【Gladiator002】中村勇太、パウンド勝利。大道はGrachan挑戦へ。キム・ソンヒョン、ワンパンKO
【写真】豪快なパウンドでタップ奪った中村勇太(C)MMAPLANET
23日、大阪市平野区の平野区民センターで開催されたGladiator002 in OSAKA。新生グラジエイター第2弾となった大阪進出、プレビュー最終回は岸本泰昭は中村勇太の復帰戦、Gladiator武士道バンタム級チャンピオン大道翔貴と天草ストロンガー四郎の激闘、キム・スンヒョンの一撃KO劇の模様をお伝えしたい。
<ウェルター級/5分2R>
中村勇太(日本)
Def.1R3分28秒by TKO
内林幹透(日本)
6月にレッツ豪太とのウェルター級王座決定戦で敗れた中村は、まず左をヒットさせる。この後、足止めての打ち合いでは内林も一歩も引かない。ここで中村は組んで内林を押し込むと、ボディに右の拳を連続で打っていく。
ヒザを返す内林をテイクダウンした中村はブリッジからスクランブルに持ち込もうとした内林をRNCクラッチで捉える。そのまま前方に内林を崩し、背中が伸びたところで中村がパウンドを連打しタップを奪った。
<フェザー級/5分2R>
大道翔貴(日本)
Def.2R4分21秒by RNC
天草ストロンガー四郎(日本)
立ち上がりからサウスポーの構えで切れのある左スストレート、左の蹴りから組みの機会を伺う大道。左から右を振るって前に出てきた天草を左で迎え撃って、組みつくやバックを取って前方にテイクダウンする。打撃から組んで崩すという展開がのなかで、寝技でエルボーをパウンドを落とした大道の攻勢が続くと、ケージ際のスクランブルのなかで豪快なバックスローで天草を投げ切る。
しかし、スタンドで背中に乗りにかかったところで、ファイヤーマンキャリーのように前方に落とされると、マウントから腕十字を天草が仕掛ける。左腕が伸びかけた大道は、足を組み替えに来たところで頭を外して何とか逃げ切った。
2R、嫌な終わり方になった初回終盤を払拭するように一気にテイクダウンからマウントを取りに天草の足を束ねる大道。天草がケージを背にして、右手をマットについて立ち上がるや、大道はボディロックからコントロールし殴りつつバックへ。バックマウント→パンチ、マウントと移行し最後はバックを制し両足をフックした大道がRNCでタップを奪った。
6月の旗揚げ戦で手塚基伸に勝利している大道は「僕はもっと大きくなりたいので、Grachanにいってチャンピオンとやらせてください」とアピールすると、櫻井代表が「グラジエイターを代表して戦ってきてください」という言葉を返した。
<ライト級/5分2R>
キム・ソンヒョン(韓国)
Def.1R1分46秒by KO
野副忠佑(日本)
長身の野副が左ローを蹴っていく、ワンツーを見せつつ距離を測るキム・ソンヒョンは接近戦で首相撲の態勢に。野副が離れると左ミドルを蹴り、続いて右ローへ。間合いを外した野副だったが、キム・ソンヒョンが踏み込んで右オーバーハンド一閃。野副が後方に倒れると同時に、レフェリーが割って入りワンパンKO劇でキム・ソンヒョンが勝利を手にした。
■Gladiator 002 その他の結果
<Gladiatorウェルター級選手権試合/5分3R>
レッツ豪太(日本)
Def.3-0
ムン・ジュンヒ(韓国)
<Gladiatorライトフライ級選手権試合/5分3R>
吉村友菊(日本)
Def.1R1分18秒by TKO
ヤックル真吾(日本)
<Gladiatorライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
岸本泰昭(日本)
Def.3-0
キ・ウォンビン(韓国)
<フライ級/5分2R>
NavE(日本)
Def.1R3分27秒by 腕十字
鈴木崇豊(日本)
<ウェルター級/5分2R>
別府敬佑(日本)
Draw.1-0
カン・ホサ(日本)
<ライトフライ級/5分2R>
宮城友一(日本)
Def.3-0
原猛司(日本)
<バンタム級/5分2R>
結城大樹(日本)
Def.1R3分32秒by RNC
伊藤空也(日本)
<バンタム級/5分2R>
草信孝謙(日本)
Def.1R2分39秒by ヒールホールド
小椋雄輝(日本)
<フェザー級/5分2R>
上山雄大(日本)
Def.1R3分30秒by TKO
北崎拓実(日本)
<バンタム級/5分2R>
桂爽淳(日本)
Def.2R4分35秒by RNC
吉野光(日本)
<フェザー級/5分2R>
マルセロ中村(日本)
Def.3-0
吉野豪腕タイキ(日本)
<フライ級/5分2R>
大前健太(日本)
Def.1R3分10秒by TKO
上荷大夢(日本)