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【Gladiator002】キ・ウォンビンの圧力に屈せず、岸本が価値ある判定勝ち

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kishimoto-vs-ki-01【写真】HEAT、Gladiatorとインディーで意義ある勝利を挙げた岸本。ここからどこを目指すのか(C)MMAPLANET

23日、大阪市平野区の平野区民センターで開催されたGladiator002 in OSAKA。新生グラジエイター第2弾となった大阪進出、プレビュー第2回は岸本泰昭が韓国の新鋭キ・ウォンビンを迎え撃ったライト級次期挑戦者決定戦の模様をお伝えしたい。


<Gladiatorライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
岸本泰昭(日本)
Def.3-0
キ・ウォンビン(韓国)

kishimoto-vs-ki-02キャリア7勝2敗、打撃戦に強いがその打撃戦が穴ともなるキ・ウォンビンを地元・大阪に迎えた岸本。そのキ・ウォンビンもしっかりとテイクダウン対策を練り、慎重かつプレッシャーの強い打撃戦を展開してきた。

「右のプレッシャーが半端なかった」と試合後に語っていた岸本は左ローに組みに行くが、キ・ウォンビンがすぐに離れる。やや強引ながら前に出て得意の四つの態勢になるも、2度に渡り倒しきれない岸本にとって嫌な立ち上がりに。それでケージに押し込み、3度目正直とばかりに小外掛けの要領でキ・ウォンビンの背中をマットにつかせることに成功する。

kishimoto-vs-ki-03岸本のパス狙いに対し、キ・ウォンビンは足を戻し立ち上がろうとする。これを潰してトップをキープした岸本はやるべきことを貫き上体を固めて、肩固めの状態に入る。自らの右ヒザの裏を両足でクラッチするという肩固め防御をしっかりと取ったキ・ウォンビンは岸本が技を解いたところで一気に立ち上がる。

kishimoto-vs-ki-04ここでも左腕を差して、小外刈りで2度のテイクダウンを成功させた岸本は、何かを振り切ったようなヒザ十字狙いへ。ヒザを組んで防いだキ・ウォンビンがパウンドを落とすが、岸本がラウンドを先勝した。

kishimoto-vs-ki-052R、初回は攻勢だったものの打撃のプレッシャー、そしてパウンドの強さを見せたキ・ウォンビンに対し、岸本はサウスポーからオーソに構えを変えて右ローを連続で蹴りこむ。キ・ウォンビンが前に出てきたところで、軸足を変えて左を2発見せて組み付く。これを切ったキ・ウォンビンは、岸本のオーソからの左足へのシングルレッグをスプロール。岸本はここでもスクランブルなかで、ヒザ十字を仕掛けていく。

kishimoto-vs-ki-06体を起こしたキ・ウォンビンがパンチを落とすや、岸本はシングルを仕掛けてスタンドへ戻る。狙いを潰されつつ、絶対不利な状況には持ち込ませない。しかし、続くキ・ウォンビンの右の圧力を受けて仕掛けたシングルを切られバックを狙われる。岸本はここで素早く前方にキ・ウォンビンを振り落とし、キムラを潰してトップを奪取。キムラに拘るキ・ウォンビンのクラッチを利用し、パスから腕十字を狙うなど岸本が2Rも取った。

kishimoto-vs-ki-07最終回、テイクダウンのための打撃を展開する岸本と、テイクダウンされないために打撃が必要なキ・ウォンビン。岸本は右を被弾して組み付こうとしたが潰され、バックを許して殴られる。この局面でキ・ウォンビンがスタンドに戻ると危なかったが、シングルを防ぐためにキムラを仕掛けてきたことが岸本には有利に働いた。

kishimoto-vs-ki-08キムラを切ってトップを取ることに成功した岸本は、グラウンドで時間を使えば良い。ならばとキ・ウォンビンは下で動き続け、岸本の反応に応じてスタンドへ。ここでも岸本は離れずに、懸命のボディロックから前へ後ろへと崩にトライし続ける。またも小外掛けでトップを奪取した岸本が、キ・ウォンビンの動きに合わせてバック奪取。最後はケニー・ロバートソン張りのヒザ十字を仕掛けたところでタイムアップとなった。

キ・ウォンビンの圧力に負けじと前に出てテイクダウンとコントロール、さらにフィニッシュに拘った岸本が勝ち切って王座挑戦権を手にした。「フィニッシュするといっていて……メインで後輩のレッツが締めてくれると思います。こんなんでも挑戦権を手にしたので」と話した岸本に続き、彼に打撃を指導するSFK寒川慶一代表がケージイン。グラジエイター・バンタム級チャンピオン辻川凌平へのチャレンジを宣言し、櫻井裕一郎代表が3月に予定される和歌山大会で、この一戦を組む意向を明らかにした。

■Gladiator 002 その他の結果

<Gladiatorウェルター級選手権試合/5分3R>
レッツ豪太(日本)
Def.3-0
ムン・ジュンヒ(韓国)

<Gladiatorライトフライ級選手権試合/5分3R>
吉村友菊(日本)
Def.1R1分18秒by TKO
ヤックル真吾(日本)

<ウェルター級/5分2R>
中村勇太(日本)
Def.1R3分28秒by TKO
内林幹透(日本)

<フェザー級/5分2R>
大道翔貴(日本)
Def.2R4分21秒by RNC
天草ストロンガー四郎(日本)

<ライト級/5分2R>
キム・ソンヒョン(韓国)
Def.1R1分46秒by KO
野副忠佑(日本)

<フライ級/5分2R>
NavE(日本)
Def.1R3分27秒by 腕十字
鈴木崇豊(日本)

<ウェルター級/5分2R>
別府敬佑(日本)
Draw.1-0
カン・ホサ(日本)

<ライトフライ級/5分2R>
宮城友一(日本)
Def.3-0
原猛司(日本)

<バンタム級/5分2R>
結城大樹(日本)
Def.1R3分32秒by RNC
伊藤空也(日本)

<バンタム級/5分2R>
草信孝謙(日本)
Def.1R2分39秒by ヒールホールド
小椋雄輝(日本)

<フェザー級/5分2R>
上山雄大(日本)
Def.1R3分30秒by TKO
北崎拓実(日本)

<バンタム級/5分2R>
桂爽淳(日本)
Def.2R4分35秒by RNC
吉野光(日本)

<フェザー級/5分2R>
マルセロ中村(日本)
Def.3-0
吉野豪腕タイキ(日本)

<フライ級/5分2R>
大前健太(日本)
Def.1R3分10秒by TKO
上荷大夢(日本)

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