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【WJJC2016 No-Gi】ウルトラヘビー級にアブダビ77キロ級王者シモエス出場、Sヘビー級のドップも注目

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yuri-simoes【写真】昨年のADCCサブミッションレスリング世界選手権77キロ級優勝のユーリ・シモエスがウルトラヘビー級の本命だ(C)GLEIDSON VENGA

5、6日(土、日・現地時間)、米国カリフォルニア州ダリーシティのカウ・パレスにて、IBJJF(世界ブラジリアン柔術連盟)主催の世界ノーギ柔術選手権が行われる。ADCC世界大会に次ぎノーギ・グラップリングの最高峰の舞台と言えるこの大会には、今年も注目すべき強豪が多数エントリーしている。レビュー最終回は重量級3階級の見所を紹介したい。


【ヘビー級】

この階級最大のビッグネームは、昨年のミドル級世界柔術ミドル級準優勝のヴィトー・オリヴェイラ(GFチーム)。さらにハルクの渾名を持つ昨年のミディアムヘビー級王者ルーカス・バルボーザ(アトス)も、階級を上げて連覇を狙う。テイクダウンからパスを狙うのを得意とする両者の対決が実現すれば、どちらが上を取るかがまずは焦点となりそうだ。

【スーパーヘビー級】

昨年の10月に黒帯となったドップ(C)GLEIDSON VENGA

昨年の10月に黒帯となったドップ(C)GLEIDSON VENGA

出場者のなかでノーギ・グラップリングにおいてもっとも大きな実績を持つのは、13年当時紫帯にもかかわらずADCC世界大会ベスト4に進出、15年には茶帯にしてADCC世界大会決勝まで進んでみせたラファエル・ロバトJrの教え子ジャレド・ドップ(ヒベイロ)。

色帯にしてヴィニー・マガリャエス、レオ・ノゲイラ、ホドリゴ・カヴァカ、ガブリエル・ルーカス、ジョアオ・ホシャら超一流黒帯を下した新星は、昨年のこの大会では階級別無差別ともに初戦で惜敗しており、今回こそ優勝を狙いたいところだ。

また、破壊力抜群のアキレス腱固めを筆頭に、とにかく強烈無比な極め力を持つルイス・パンザ(チェッキマット)の活躍にも注目だ。さらにテイクダウンから上をキープするという、パンザとは対照的なスタイルに磨きをかけるティム・スプリッグス(ロイド・アーヴィン)も優勝候補に挙げられる。

【ウルトラヘビー級】

この最重量級における最注目選手は、昨年のADCC世界大会88キロ以下級王者のユーリ・シモエス。強烈なテイクダウンとパスガードを武器に、ノーギ・グラップリングにおいて天才キーナン・コーネリアスに2度までも完勝している。今年はEBIのトーナメントに出場し、互いに優位な体制から交互に攻撃し合う独自の延長ルールに泣いてゴードン・ライアンにジャイアントキリングを許してしまったものの、シモエスが世界最強の重量級ノーギ・グラップラーの一人であることに疑いの余地はない。

加えて、13年ADCC世界大会準優勝のジョアオ・ガブリエル・ホシャ(ソウルファイターズ)、昨年の本大会準優勝のモハメッド・アリー(ロイド・アーヴィン)も出場。シモエスを含めた3人の優勝争いが予想される。

さらに、以前TUF8を経てUFCに参戦、ヴィニー・マガリャエスを倒す等の活躍を見せたヴェテランのエリオット・マーシャルもエントリー。当時からのMMAファンは、その活躍を期待したいところだろう。

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