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【WJJC2016】34歳アンドレ・ガルバォンが超接戦を制しヘビー級の頂点に立ち、現役続行宣言!!

Heavy【写真】レフェリー判定に納得いかないソウザは、最初は表彰台に上ることを拒否していたが、ガルバォンに遅れて2つ目に高い台に乗った(C)MMAPLANET

2日(木・現地時間)から5日(日・現地時間)にかけて、米国カリフォルニア州ロングビーチのカリフォルニア大ロングビーチ校内ピラミッドにて、IBJJF主催のブラジリアン柔術世界選手権が行われた。レビュー第8 弾となる今回は、闘将アンドレ・ガルバォンが存在を示したヘビー級の模様を決勝戦中心にレビューしたい。

Galvao vs Souza<ヘビー級決勝/10分1R>
アンドレ・ガルバォン(ブラジル)
Def. by レフェリー判定
ジャクソン・ソウザ(ブラジル)

Souza vs Pene毎回上位に進出するものの、ビッグタイトルには手の届かない感のあったジャクソン・ソウザは準々決勝、優勝候補のプレギーサことフィリッピ・ペナをレフェリー判定で倒す殊勲。さらに準決勝では、初戦でやはり優勝候補のアーバース・サントスを倒すという波乱を起こしたギリャルメ・アウグストに完勝して初の決勝を果たした。

もう一方のブロックから勝ち上がって来たのは、今年34歳を迎えるアトスの闘将アンドレ・ガルバォン。準々決勝のルーカス・ホシャ、準決勝のカシオ・フランシス戦と接戦をしぶとく勝ち抜いて決勝進出した。

Galvao vs Souza 01両者ともに相手のトップゲームを警戒してか、立ち技の攻防が延々と続くこととなったこの試合。残り3分でそれぞれに最後の警告とペナルティの2点が与えられ、もう一度警告をもらうと両者失格となる状況まで追い込まれた。

Galvao vs Souza 02どちらかが何らかのリスクを犯さねばならないこの状況で、先に引き込んだのはガルバォンの方。ソウザの方は体勢を低くしながらガルバォンの足首と肩口を持ったまま押し込んで、場外に出たところで抑え込む。主審はアドバンテージと判断したものの、副審2人によって取り下げられた。

Galvao vs Souza 03その後、さらに引き込んだガルバオンはオープンガードからソウザを横に崩してのスイープを狙うが、難しいと判断するとすぐに距離を取って立つ。その後。スタンドでお互いタックルを狙うも不発。残り20秒で再びガルバォンはクローズドガードに引き込み。足をすくってのスイープを狙うがソウザのバランスは崩れず、試合終了。その瞬間勝利を確信したソウザは歓喜の表情で両手を挙げて勝利をアピールした。

しかし、3人のレフェリーの判定は2-1でガルバォンに。次の瞬間場内のチェックマット応援席からはブーイングが響いた。確かに終盤場外際まで押してゆきアドバンテージに近いポイントを稼いだのはソウザの方だが、延々と続いたスタンドでの膠着状態から、安全地帯を飛び出して引き込み勝負に出たのはガルバォンの方。お互いが動き攻め合うことが奨励される競技である以上、この判定は妥当に思われた。


優勝したガルバォンは「リスクを犯して動いたのは僕の方だ。両者失格になるくらいなら負けるか勝つかはっきりさせたほうがいい」と語った後、引退について「今週考えるつもりだよ。実はワイフはもうやめてくれと言っているんだ。でも僕にはまだ闘志が残っているし、自分にチャレンジしたい。世界柔術やパン大会に出なくなったとしても、スーパーファイト等には出るつもりだ」と戦い続けることを宣言した。

■リザルト
【ヘビー級】
優勝 アンドレ・ガルバォン(ブラジル)
準優勝 ジャクソン・ソウザ(ブラジル)
3位 ギリャルメ・アウグスト(ブラジル)
3位 カシオ・フランシス(ブラジル)

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