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【UFC195】無念という言葉がいくつあっても足りない。金原正徳、肩固めを切り替えされRNCに下る

<バンタム級/5分3R>
マイケル・マクドナルド(米国/8位)
Def.2R2分09秒by RNC
金原正徳(日本)

笑顔が止まらないマクドナルドに対し、金原は無の境地のような表情で向かい合う。マクドナルドの右ストレートと金原の左ミドルが交錯する。距離を詰めた金原がテイクダウンへ。ギロチンで応えたマクドナルドだが、ケージが頭に詰まって頭を抱えている形か。金原は太腿にエルボーを入れ、さらにケージに押し込んで頭を引き抜く。左足を抜いた金原はハーフからパンチ、マクドナルドは再びギロチンを狙う。対して金原は頭をつけて肩固め&パスのプレッシャーを掛けマウントへ。

低い位置で足を組んだ金らは強引なギロチンに対しエルボーを顔面に入れる。細かいパンチからしっかりとトップを取った金原。足を戻されても、フックガードに対処しパスのプレッシャーを強める。腰を切らさないマクドナルドだが、背中の下でマクドナルドの左腕を掴んだ金原が、右のパンチを顔面&ボディに落としていく。残り10秒でギロチンの掛け逃げを見せたマクドナルド。初回はしっかりと金原が取った。

2R、左を伸ばした金原。マクドナルドがワンツーを見せる。マクドナルドは右ストレート、続く蹴りにダブルレッグを合わせた金原がここもテイクダウンに成功する。ギロチンにも足を抜いてパス、枕でプレッシャーを与えマウントを狙う。一度は足を戻したマクドナルドだったが、金原は足を抜いてマウントを奪取し、逆側にスライドし肩固めへ。これを抜いたマクドナルドが、同時にバックに回ってRNC。背中を伸ばされた金原は、しっかりと喉下に右腕が食い込みタップを強いられた。

勝利間近と思われた肩固めを防がれただけでなく、瞬時にバックに回ったマクドナルド――恐るべき奥深さを見せた。「ヘナン・バラォン戦を想い返した。落とされても構わない覚悟で動いた。カネハラは本当に思った以上に強くて、凄いプレッシャーだった」と語った勝者。そのマクドナルドに対し、1R、そして一本負けの10秒前まで完全に自分の試合をした金原だが、善戦という評価は彼には無用だ……。

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