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【RFC27】ミノワマン「ミノワマン第3章の戦いを見届けてほしい」

Ikuhisa Miowa【写真】体重差8.99キロの戦いに挑むミノワマン (C)MMAPLANET

26日(土・現地時間)にROAD FC初の中国・上海大会となるROAD FC27 in Chinaが上海オリエンタル・スポーツセンターで開催され、日本からミノワマンが出場する。

Minowamanライトヘビー級戦でヂャオ・ツーロンと戦うにも関わらず、彼の体重は81.71キロ。対するヂャオ・ツーロンは90.7キロでしかも15キロも減量してきたという。

なぜ、この体重でライトヘビー級で戦うのか。今年、巌流島での試合を含めると1勝3敗と厳しい戦いが続くミノワマンは、この3年で無の境地で戦えるよう心掛けてきたという。

試合の前日にミノワマンが語った第3章とは?

──ライトヘビー級契約の試合ですが、ミノワマン選手の体重は81.7キロというものでした。これまで以上に絞れているのですが、実質は1階級下の体重です。

「数字的にいえばそうですね。普段は85キロほどあるのですが、試合が決まって練習をし、食事に気を配っていると自然とこれぐらいまで落ちてきました。以前は取りあえず食べて大きくする――数字を追っていました。今は数字ではなく、自分の動きやすさを追求しています。動きを重視すると今回は81キロになりました」

――実際に動きが良くなっていると感じられますか。

「1年3カ月前に右足の脛を骨折してから、昨年の大晦日にプロレスで復帰したのですが体調は、ケガ以降では今が一番良いですね。古傷もあり、練習も昔のようながむしゃらな練習はできなくなっているのですが、その経験を生かして質を高めてきました」

──それでもミドル級で戦うという選択はなかったですか。ライトヘビー級で15キロも落としてくる相手と戦うのか、と。

「相手がいなかったというのはあります。最初はミドル級で戦いたいと思っていました。でも、中国で名前のある選手だということなので、体重差に関してはそれほど気にしていないです。

対戦相手に合わせて体重を増やしても、関節など体に影響することはもう色々と経験してきたので。それに同じ階級も、小さな相手と戦うのも関係ないと思うんです。最終的には心の問題になってくる。もちろん技術は必要ですが、最後は心の部分が大きい。心が強い人間が勝つと思います」

――……。

「その辺りで、まだ強くなりきれていないので結果は残せていないというのもあります。技術の土台になるのが心なので」

――心を鍛えるために、何か心掛けていることはありますか。

「ハイ。瞑想やイメージトレーニングを毎日やっています。これまでは練習さえしていれば、気持ちはついてくると思っていました。でも、試合になるとやはり緊張して力が入り、自分の動きができない。体と技術に心がついてくると思っていたのですが、そうではない。5分から10分でも無の境地に入っていけるために気持ちをコントロールできるよう心掛けています。

やはり試合で勝っていたときって、何か考えて動いているのではなく、ストンと入った……ハマった時なんですよね。そういう風に考えるようになって3年ほどなのですが、何度か意識してあの時の感覚に持って行けたこともあります」

――精神もコントロールできると。では今回の対戦相手ヂャオ・ツーロンですが、9勝3敗で中国ではかなり知名度のある選手のようです。どのような印象を持ちましたか。

「2年ほど実戦から遠ざかっていたようで、過去の映像でもなるべく最近の試合をチェックしました。以前は散打的なサイドキックとか使っていたのですが、あとの方の試合では前足重心で右アッパー、右ストレート、オーバーフック。ジャブも多かったです。テイクダウンされるリスクを避けたいのか、蹴りは少なくなっていましたね。タイミングを計って打撃、テイクダウン、どちらでも攻めたいと思います」

――優しいファンなら『ミノワマン大丈夫か』という心境でしょうが、『もう終わった』という厳しい意見を持つファンの耳にするかと思われます。そのような状況で今回はどのようなファイトを心がけようと思っていますか。

「最近の試合は僕らしくない動きだと思われているファンの方がいることは分かります。ただ僕のなかでは今は美濃輪育久、そしてミノワマンの格闘技人生第3章だという気持ちです。ここ3年で、自分を変えようとして構えもそうだし、色々と変えてきました。その第3章の戦いを見届けてほしいです」

■ RFC27第2部計量結果

<無差別級トーナメント/5分3R>
ロオヘンチャオ:116.5キロ
チェ・ホンマン:151.5キロ

<ライト級/5分3R>
ジャン・リーポン:69.9キロ
ホン・ヨンギ:70.45キロ

<無差別級トーナメント/5分3R>
アオルコロ:146.7キロ
キム・ジェフン:126.1キロ

<ライトヘビー級/5分2R>
ヂャオ・ツーロン:90.7キロ
ミノワマン:81.71キロ

<バンタム級/5分2R>
チャオ・ジカン:61.8キロ
チェ・ムソン:61.35キロ

<ライト級/5分3R>
バオ・インカン:70.15キロ
ムングントスズ・ナンディンエルデン:70.5キロ

■RFC27 第1部 計量結果

<ヘビー級/5分3R>
マイティ・モー:129.6キロ
チェ・ムベ:114.3キロ

<無差別級トーナメント/5分3R>
リャン・リュンギ:95.5キロ
ミョン・ヒョンマン:118.0キロ

<フェザー級/5分2R>
ホー・ナンナン:65.45キロ
田中大作:65.71キロ

<女子ストロー級/5分2R>
イェン・シャオナン:52.2キロ
ナム・イェヒョン:52.4キロ

<フェザー級/5分2R>
イブゲレ:65.9キロ
チェ・ジョンチャン:65.9キロ

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