【UFN76】接戦はスプリットでヨッコがアスカムを下す
<ミドル級/5分3R>
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
スコット・アスカム(英国)
サウスポーのヨッコに対し、左アウトサイドローを入れるアスカム。ヨッコはアスカムの左ストレートにテイクダウンを合わせる。バタフライガードのアスカムがスイープを狙うも、ヨッコはトップでバランスをキープしエルボーやパンチを落としていく。流血のアスカムはケージを背にして立ち上がるが、後方への投げで再びガードを仕入れる。アスカムは三角絞めから腕十字のコンビネーションを見せる。しかし、パンチを被弾し担がれそうになって再びクローズドガードを取る、アスカムはそのままの態勢で初回を戦い終えた。
2R、ここも左ローから試合を組み立てるアスカムに対し、ヨッコがアッパーを突き上げる。アスカムはスイッチしながらの飛びヒザも距離が合わない。互いに構えを変えながら打撃戦を続け、詰めたアスカムがケージにヨッコを押し込む。ヨッコが押し返し、両者が離れる。指が入ったとヨッコがアピールして試合が中断。再開後にアスカムの前蹴りを受けたヨッコが、両手を広げて雄叫びをあげる。アスカムは右から左をヒットさせた。
最終回、両手を合わせて戦いに臨んだ両者。アスカムがまず左をヒット。続いてローから右ショートを当てる。ヨッコは組まれてもすぐに離れると、逆にダブルレッグでドライブ。アスカムの払い腰で両者が一回転し、スクランブルからスタンドに。アスカムの左がヨッコの顔面を捉える。パンチを出しながら組んだアスカムが押し込む展開が続く。残り30秒でブレイクが掛かり、ヨッコが右ストレート。アスカムはヒザ蹴り&前蹴りを見せる。クリーンヒットのないままタイムアップとなり、ジャッジの裁定はスプリットでヨッコに軍配が挙がった。