この星の格闘技を追いかける

【RFC25】サンドロ×スーチョルはジャッジ3者が29-29の痛み分け

Kim Soo-chul vs Marlon Sandro【写真】打撃は大振りのパンチが目立ったか、テイクダウンとスクランブルの攻防が見事だったスーチョルとサンドロ(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
Draw.0-0:29-29,29-29,29-29
マルロン・サンドロ(ブラジル)

7月の日本大会ではバンタム級で戦ったスーチョルが、マルロン・サンドロというワールドクラスのファイターを地元で迎え撃つ一戦。スーチョルに大きな声援が送られるが、サンドロにブーイングはない。明らかに体格が違う両者、静かな立ち上がりのなかでサンドロが見せたテイクダウンのフェイントも、スーチョルは掛からない。遠い距離から前蹴りのサンドロ、フックの応酬のあとにスーチョルが組みつく。ケージにサンドロを押し込んだスーチョルはヒザ蹴りをボディを受けた後でブレイクが掛かる。

サンドロの右ボディフック、直後に両者が振りの大きなフックを連打する。スーチョルのテイクダウン狙いをスプロールしたサンドロに対し、スーチョルは続く打撃戦のなかでワンツーから尻餅をつかせる。すぐに立ち上がったサンドロにスーチョルが後ろ回し蹴り。直後にサンドロがテイクダウンもスーチョルは一旦背中をつけた後に、ケージを背にして立ち上がる。ここで残り1分となり、サンドロの飛びヒザが着地したところでスーチョルがワンツーを入れる。再びケージ際での組み合いのなかで尻餅をつかせたスーチョルが、サンドロの立ち上がり際にヒザ蹴りを入れて初回が終わった。

2R、すぐに組みついたスーチョル。ケージにサンドロを押し込むも、体を入れ替えられそうになり離れる。サンドロが左を入れ、前に出てきたスーチョルに組みつく。続いて右を入れたサンドロ、スーチョルは腰が落ちたが、持ち直して右を返す。ここでサンドロがボディロックからテイクダウンに成功、ついにトップを奪取する。背中をマットにつけたスーチョルはクローズドガードを取るもコツコツとしてパンチを落とされ立ち上がることができない。

やがてブレイクが掛かり試合がスタンドに戻る。と、右ストレートを振って逆にダブルレッグからテイクダウンを奪ったスーチョルが今度はトップコントロール。サンドロはケージ際に移動し、背中を譲って立ち上がるとキムラでそのまま上へ。サイドを取ってキムラクラッチをキープしたサンドロはハーフに入ってトップをキープし2Rを戦い終えた。

最終回、シングルからダブルでバックに回ったスーチョルが後方にテイクダウン、バックからクルスフィックも、足を使ってフックを解いたサンドロが反転しトップへ。シングルから起き上がったスーチョルは、またもダブルレッグでテイクダウン!!  鉄槌を落とすスーチョルに対し、足を抱えたサンドロはヒザ十字、足を抜いたスーチョルはバックを取ってトップを取り返す。蹴り上げからシングル、ボディロックでトップを取り返す。

残り1分、ケージを背にしてパンチを入れるスーチョル、足を挟んで腰をコントロールするサンドロ。ここでブレイクが掛かり、口から流血するスーチョルにドクターチェックが入る。スタンドで再開後、シングルを仕掛けたスーチョルだが、サンドロが押し返してきたところでヒザ蹴り、最後は両者がフックを振るったところでタイムアップに。

1Rはイーブン、2Rはサンドロ、3Rはスーチョルかイーブンという見方もできるが、果たしてジャッジ陣の裁定は、3者揃って29-29でドローに。ラウンドマストでないROAD FCだけに十分にあり得る判定結果といえる。

サンドロは「皆、この試合が気に入ったかい? このタフな相手と戦う機会を与えてくれて礼を言いたい。次はもっと強くなって戻ってくる」と語り、スーチョルは「勝てなくて申し訳ない。サンドロはMMAを始めた時からのヒーローでした。それでも勝てなくて、本当にスイマセンでした」と地元のファンに頭を下げた。

PR
PR

関連記事

大会予定(現地時間)

Movie