【写真】カタランの打撃も目を見張るものがあったが、シウバが柔術家の本領発揮を発揮し一本勝ちした(C)MMAPLANET

＜フライ級／5分3R＞
アレックス・シウバ（ブラジル）
Def.1R4分34秒 by 腕十字
レネ・カタラン（フィリピン）

イヴォルブMMAに所属する柔術ベースのシウバ。対するカタランは2003年&2004年、散打48キロ級で世界の頂点に立った打撃系ファイターだ。サウスポーのカタラン。シウバが構えをオーソドックスからサウスポーにスイッチすると、左ローから右ハイキックを繰り出す。これがシウバの顔面をかすめるが、シウバは構わずに前に出て組みつきテイクダウンを奪う。カタランがブリッジでポジションを返すと、シウバがガードから見事な巴十字。一気に腕十字の形を作るが、カタランも必死に腕を抜いて、バスターのようにシウバを持ち上げて技を外す。

シウバはすぐにシングルでカタランを金網に押し込み、カタランは金網を背にして、それを切りながらヒジ打ちを連打。シウバはシングルからカタランの奥の足を畳むようにしてテイクダウンを狙うが、カタランも金網を背にして倒れない。しかしシウバがしつこくタックルでテイクダウンを狙い続け、立ち上がろうとするカタランのバックに回り込む。そしてチョークを狙いながら、正対しようとしたカタランの動きに合わせて腕十字。最後は裏十字の形でカタランの腕を極めた。

PR

PR