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【OFC08】上田将勝(01)「アイアンさんは欠かせないパートナー」

Masakatsu Ueda

【写真】2度目のOFC出場に向け、Bellatorファイターの中村アイアン浩志と充実のトレーニングを積んだ上田将勝。レジェンドとの対戦に、どのような準備をしてきたのか(C)MMAPLANET

5日(金・現地時間)にシンガポール・インドアスタジムで開催されるOFC08「Kings & Champions」で、バンタム級GP準決勝でジェンス・パルバーと対戦する上田将勝。

2度目のOFC参戦、そしてパルバーとの一戦を前に上田は「いい練習ができた。今回は久しぶりに試合が楽しみです」という。シンガポールに出発する前日の深夜にも関わらずインタビューに応じてくれた上田は、現在の練習状況や対戦相手のパルバーについて、そしてOFCへの感謝を言葉を語った。
Text by Takumi Nakamura

――出発前日の深夜にも関わらず、ありがとうございます(取材日は3月30日)。

「いえいえ。今日が最後の練習でした。本当に今回は良い練習ができて、仕上がりも良いです」

――それは何か今までとは違うトレーニングを取り入れたからなのでしょうか。

「今回はアイアン(=中村“アイアン”浩士)さんと2人で練習することが多くて、そこで色んな勉強をさせてもらいました」

――昨年10月、バンタム級GP1回戦(VSソン・ミンジュン)の前のインタビューでもアイアン選手との練習についてお話されていましたが、今の上田選手にとってアイアン選手はどんな存在ですか。

「アイアンさんは僕よりも強い選手ですし、ものすごく色んなことを考えています。アイアンさんとはゴールドジムで一緒にウエイトをやって、東京イエローマンズでスパーリングさせてもらっているのですが、例えばウエイトをやるにしても、一つ一つの動作が格闘技につながるように工夫しているんですよね。そういうことも勉強になります」

――上田選手も練習熱心な印象があるのですが……。

「いえいえ僕は全然です(苦笑)。僕なんかよりもアイアンさんの方が何倍も研究されています」

――今回の試合に向けてアイアン選手から上田選手にアドバイスなどありましたか。

「特にそういったものはなかったのですが、2人で競り合いながら練習させてもらいました」

――もともとはベラトールでの敗戦がきっかけで一緒に練習するようになったと聞いています。

「ベラトールで負けて自分に足りないものがたくさん分かって、アイアン選手と試合することもなくなったので、この人と一緒に練習したら強くなれると思い、話をさせていただきました」

――今ではもう欠かせないトレーニングパートナーのようですね。

「はい。僕はそう思っています」

――アイアン選手とやる練習も含めて、現在の上田選手の練習状況を教えてもらえますか。

「アイアンさんとウエイト、そしてイエローマンズの練習があって、パラエストラ東京、ランバーさんのM16ムエタイスタイル。あとは尾下塾でボクシングの練習をやらせてもらっています」

――Krushで活躍する山本優弥選手や寺戸伸近選手、総合では上田選手と同門の越智晴雄選手がパンチの指導を受けている尾下塾ですね。

「去年の秋頃に尾下(正伸)さんに誘っていただいて、練習させてもらうようになりました。今はパンチの基本中の基本、細かい体の使い方を教わっていて学ぶことが多いです」

――今までの上田選手はムエタイ的なイメージが強かったのですが、ボクシングを学んでみて、どんな変化を感じていますか。

「やはりパンチ力はアップしました。今まで打てなかったようなストレートが打てるようにもなったし、フォームが連動した時にいいパンチが打てるという感覚も分かるようになりました。今はそれをどうMMAに活かすかを考えているところです」

――今回の試合に向けて強化してきた部分は打撃になるのでしょうか。

「はい。リングよりも広い金網では、足を使って踏み込まないとパンチは当たらない。なので、いかに足を使って打撃を出すかを強化してきました」

――それは前回のミンジュン戦を顧みてのことでしょうか。

「前回は自分のパンチが当たらない距離にいて、ただパンチを振り回していただけでしたから(苦笑)。今回は足を使う、距離感がテーマになると思います」

(この項続く)
■OFC08対戦カード

<OFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]朴光哲(日本)
[挑戦者]青木真也(日本)

<ミドル級/5分3R>
メルビン・マヌーフ(オランダ)
ブロック・ラーソン(米国)

<バンタム級GP準決勝/5分3R>
ジェンス・パルバー(米国)
上田将勝(日本)

<バンタム級GP準決勝/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
タン・ブー(豪州)

<ライト級/5分3R>
エディ・アング(香港)
アルナウド・ルポン(フランス)

<バンタム級/5分3R>
ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)
レオナルド・イッサ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
レネ・カタラン(フィリピン)
アレックス・シウバ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
バシール・アーマッド(パキスタン)
シャノン・ウィラチャイ(タイ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヌアー・ムハンマド(インド)
ジェイク・バトラー(米国)

<フライ級/5分3R>
チェン・ユンタン(マレーシア)
ロナルド・ロウ(シンガポール)

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