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【VTJ Osaka】レポート<01>前田、強さと巧さ見せ渡辺を完封。中村はハヤットをヒザ蹴り葬もダメだし

Yoshiro Maeda【写真】好勝負が続いた大会で強さと巧さの両方を見せ、一味違う戦いをやってのけた前田(C)MMAPLANET

21日(日)、大阪市大阪府立体育館第2競技場でVTJ in OSAKAが開催された。在阪中心にプロモーションの垣根を取り払い、それぞれの立場のファイターがそれぞれに負けられない想いを胸に戦う好ラインアップは必然的に好試合を生むこととなった。そんな熱を帯びたVJT in OSAKAの模様、まずは第一弾としてメインとセミのフライ級の戦いの模様をお届けしたい。

Maeda vs Watanabe<125ポンド契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
Def.3-0:30-27,30-27,30-27
渡辺健太郎(日本)

微妙な間合いの変化、フェイントを入れることで渡辺の踏み込むタイミングをずらそうとするベテランの前田。対して渡辺は思い切り踏み込み、接近戦で勢いのあるパンチを入れることで、その上手さを勢いで上回ろうとした。そんななかラウンド終盤に前田の左ハイがヒットし渡辺がダウン、初回は前田のモノとなった。

Maeda's Left Head Kick2R、初回の失点を取り戻そうと、さらに勢いを増して踏み込む渡辺に対し、その間隙を縫うようにテイクダウンを織り交ぜて戦う前田。尻餅はついても、すぐにスクランブルから立ち上がり、逆に勢いづく渡辺だったが、ここも終盤に左ハイを被弾し姿勢が乱れる。と、前田もラッシュを掛ける中でパンチを被弾し腰から崩れ、ダブルダウンのような場面も見せる。まだまだ予断の許さない一戦は最終ラウンドへ。

Maeda take Watanabe down勝利にはKO勝ちしかない渡辺の前に出る姿勢を利用するかのように、前田はついにクリーンテイクダウンを奪うことに成功する。背中をマットにつかされ、起き上がることができない渡辺に対し、終盤パウンドをまとめた前田がフルマークで判定勝ち。「やっぱり大阪では稲垣組が締めへんと。これからも稲垣組、大阪でガンガンやります」と好試合が続いた大会を締めくくった。

Nakamura vs Hyatt<125ポンド契約/5分3R>
中村優作(日本)
Def.2R2分22秒by KO
カナ・ハヤット(米国)

セミは今大会唯一の国際戦。中村は鋭い踏み込みからボディを打ち込むが、ハヤットもたじろぐことなく思い切り右フックを振り回してくる。頭を下げて、大外でフックを放ってくるハヤットに対し、距離をなかなか詰めることができなくなった中村だが、それでも意を決したように中盤、終盤とワンツーを打ち込む。ここでもパンチを返すハヤット。攻めづらそうな中村だったが、左右のローを断続的に決め初回をリードした。

Nakamura's Knee kick2Rに入っても、なかなかハヤットの結界を破ることができない中村だが、そのハヤットが頭を下げてパンチを打つ習性を利用し、右ヒザをボディに突き刺す。この一発が効き、顔をしかめ動きが落ちたハヤットがケージ際に回る。中村はここでとどめの右ヒザ一閃、前方に崩れた落ちたハヤットからKO勝ちを収めた。

ゲイ疑惑の高いTAMジャパン。その信憑性を増すかのようなネタを持ってくるあたりに、彼らの本気度が伺える

ゲイ疑惑の高いTAMジャパン。その信憑性を増すかのようなネタを持ってくるあたりに、彼らの本気度が伺える

大阪のファンにマイクで勝利を報告する中村、ここでチーム・アルファメール・ジャパンの盟友・石原夜叉坊がマイクを手に、「なんや、今の」と文句を言い始める。「何か文句あるんか、やるんか」と応戦する中村。夜叉坊も詰め寄り、「やったろうやないか」と応戦。両者に割って入るTAMジャパンのもう一人のメンバー田中路教を押しのけ、ステアダウンのように顔が近づく両者は、ここでキス――というダチョウ倶楽部のコントを展開。試合内容以上に満足気な中村だったが、サステインの坂本一弘代表は「やるなら、もっとブチュ~とやらなアカン」と大会終了後にダメだし。戦いだけでなく、お笑いにも厳しい姿勢を見せていた(笑)。

■ VTJ in OSAKA 試合結果

<125ポンド契約/5分3R>
前田吉朗(日本)
Def.3-0:30-27,30-27,30-27
渡辺健太郎(日本)

<125ポンド契約/5分3R>
中村優作(日本)
Def.2R2分22秒by KO
カナ・ハヤット(米国)

<125ポンド契約/5分3R>
春日井健士(日本)
Def.2-1:29-28,29-28,29-28
清水清隆(日本)

<135ポンド契約/5分3R>
遠藤大翼(日本)
Def.2-1:29-28,29-28,29-28
手塚基伸(日本)

<135ポンド契約/5分3R>
竹中大地(日本)
Def.2R4分09秒by TKO
土肥“聖帝”潤(日本)

<135ポンド契約/5分2R>
租根寿麻(日本)
Def.1R3分52秒by KO
金太郎(日本)

<145ポンド契約/5分3R>
ダイキ・ライトイヤー(日本)
Def.1R2分34秒by RNC
鷹亜希(日本)

■ VTJ NEXT 対戦カード

<115ポンド契約/3分3R >
山口友花里(日本)
Def.1R1分22秒by RNC
檜山美樹子(日本)

<105ポンド契約/3分3R>
浅倉栞奈(日本)
Def.1R2分17秒by RNC
古澤みゆき(日本)

<125ポンド契約/3分3R>
若松佑弥(日本)
Def.1R2分46秒by 腕十字
関口祐冬(日本)

<145ポンド契約/3分3R>
村田崇(日本)
Def.1R0分13秒by KO
堂土美来(日本)

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