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【UFC188】ロドリゲスがノンストップの激闘制し、スプリットでロサを下す

<フェザー級/5分3R>
ヤイー・ロドリゲス(メキシコ)
Def.2-1:29-28,29-28,28-29
チャールズ・ロサ(米国)

TUFラテンアメリカ01フェザー級王者ロドリゲスに大きな声援が起こる。スイッチを織り交ぜ、軸足を掛けて後ろ回し蹴りや二段蹴りなど派手な跳び蹴り、ヒザ蹴りを見せるロドリゲス。そのヒザを取ったロサがテイクダウンに成功する。ロドリゲスは三角絞めの態勢に入り、左ヒザを両手で引き寄せる。右に回ろうとするロサ、並行に戻すロドリゲスだが体重を掛けられ窮屈な態勢に。腕狙いに切り替え、これも諦めたロドリゲスにロサがパンチを連打する。背中を取ったロサは後方からパンチを入れて腰を伸ばしにかかる。

懸命にヒザを立てるロドリゲスが立ち上がる。ロドリゲスのウィザーにも、後方にテイクダウンを取ったロサは右エルボーを連続で落とす。クローズドからバランスを崩し、バックを狙ったロドリゲス。ロサはヒザ十字を狙い、スクランブルへ。スタンドの打撃戦になろうかというところで、ロサがマウスピースを吐き出しタイムアップに。

2R、ロドリゲスの右ローを掴みに掛かったロサが姿勢を乱す。離れたロドリゲスはサイドキック、そしてハイキックと多彩な蹴りを繰り出す。テイクダウンを狙うたびに姿勢が乱れるロサは、スタミナを相当消耗しているか。シングルも足を抜いたロドリゲスは左ミドル、サイドキックでヒザを狙う。ロサはダブルレッグもスピードを失い、テイクダウンを奪えない。右ストレートから組みの攻防のなかで投げを決めたロドリゲスがトップに。

自らスタンドに戻ったロドリゲスはテイクダウン狙いを切る。シングルも切られるロサは右ストレートを被弾。続く右ハイは空振りに終わったロドリゲス。ロサはスライディングから足関節を狙うも、これも不発に。残り10秒でテイクダウンを決めたと思ったら、ロドリゲスは後方回転からトップを奪取しエルボーを落としてラウンドを締めた。

最終回、大切な場面でテイクダウンを決めたロサがパスを狙う。足をきかせるロドリゲスにパウンドを落とすロサがエルボーへ。ロドリゲスは三角絞めからエルボーを打ち込む。腕と頭を抜いたロサが足を畳み、担ぎパスへ。亀の態勢になったロドリゲスを腹固めに捉えようとしたロサだが、前方に振り落される。残り1分45秒、ロサはシングルレッグでテイクダウンからパス。ロドリゲスは足を戻すも、再びロサがパス。ついにロドリゲスも疲れが出たか。ロドリゲスの蹴り上げを捌いてトップをキープしたロサが鉄槌を落とす。

背中をつけたまま立てないロドリゲス。重いエルボー、鉄槌を見舞うロサは蹴り上げも気にせず、パンチを集中させる。ここでタイムアップとなり、ファンは立ち上がって両者に拍手を送った。2Rはロドリゲス、3Rはロサ。初回がどのように判断されるか。結果、スプリットを制したのはロドリゲスだった。

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