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【ADCC Asian & Oceania Championship 2015】組み技最高峰の戦いへ、出場締切迫る

2015.05.13

ADCC2003【写真】2003年以来、12年振りにサンパウロで開催される世界大会へ向け、アジア&オセアニアが予選の締め切りが迫ってきた(C)MMAPLANET

2 年に一度開催される寝技世界一決定戦『アブダビ・コンバット』。これまでアジア予選は日本で行われていたが、前回は韓国で行われ、本部から「日本開催はない」と発表されていた。しかし、今年に入り急遽ADCC JAPANから今月24日(日)、北沢タウンホールで「アジア&オセアニア予選」を行うと発表。僅かな告知期間ながら、最終〆切は15日を前にして既に大物“寝業師“が多数エントリーしている。
Text by Hiroyuki Kato

まず66キロ以下級の優勝候補筆頭は、修斗で“徹肌ィ郎”のリングネームで活躍した鈴木徹(和術慧舟會東京本部)。過去にもADCC日本予選、アジア予選を制している生粋の元プロフェッショナル・シューターでもあるグラップラーは、昨年後半から今年に掛けて、「VTJグラップラーズクラウン 1st」、「第5回プロ・アマGT-F(グラップリング)賞金争奪オープントーナメント2015」を優勝するなど、その強さには益々磨きが掛かっている印象がある。

同階級にはかつてSRCにも出場経験のある韓国人のソ・ジェヒョン(somissions)が兵役を終えて出場する。ソ・ジェヒョン抜群のグラップリング技術で2014年の第8回アブダビコンバットクラブ韓国選手権を制すなどダークホース的存在といえるだろう。他にも柔術黒帯の平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)、サンボ全日本王者の山崎吉央(菊地商店)らも同階級にエントリーしている。下攻めが得意とする彼らが、ADCCルール特有の試合後半戦になると“引き込みマイナスポイント”というルール(決勝は即マイナス)にしっかり対応できるかがポイントとなると思われる。。

77キロ以下級ではパンクラスに参戦中の鈴木槙吾(ALLIANCE)、修斗の西岡耕治(MASTER JAPAN)の名がエントリーリストから見ることができる。ADCC予選常連でルールに慣れている中倉三四郎(FIGHTING TIES)、柔術黒帯で全日本ノーギ選手権優勝の技巧派=神田崇広(GRABAKAジム)など、誰が制してもおかしくない、言わば本命不在の階級だ。

そして88キロ級には、元キング・オブ・パンクラシストの和田拓也(フリー)、元HEAT総合ルール・ウェルター級王者の新美吉太郎(BUFFALO MMA)という2人のMMAチャンピオンだった選手がエントリーしている。重量級では90キロ以下級には前回アジア代表である小澤幸康(TEAM-KAZE)、99キロ超級には関根秀樹(ボンサイブルテリア)が出場。それぞれが韓国や豪州から遠征してくるグラップラーを相手に世界出場権を賭けて戦うこととなりそうだ。

女子60キロ以下級には昨年、日本人として初めて世界柔術選手権黒帯の部を制した八木沼志保(NEXUSENSE)も参戦するなど、日本トップの寝業師が多数名を連ねている。さらにアジア&オセアニア予選らしく、柔道オーストラリア・ナショナルチーム経験者に、2014年末に行われたADCC韓国選手権の優勝者3名の動きも切りなるところだ。

アジア&オセアニア代表の切符をかけた熱い戦い──「ADCC Asian & Oceania Championship 2015」、最終〆切は15日までとなっている。

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