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【UFC FOX06】ペティス×セラーニはエキサイティングorスリリング

Pettis vs Cerrone

【写真】アンソニー・ペティス×ドナルド・セラーニ。エキサイトな試合になること間違いないという前評判だが、すかすファイトがあるのもMMAだ (C)GONGKAKUTOGI&MMAPLANET

26日(土・現地時間)、UFC on FOX「Johnson vs Dodson」がイリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで開催される。日本から日沖発が出場する同大会、その日沖の対戦相手クレイ・グイダと並び、UFCファンから最大の支持を得るファイター同士の対戦が実現する。アンソニー・ペティス×ドナルド・セラーニのライト級戦だ。

2010年WEC最終興業で現UFC世界ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンを破り、最後のWEC世界ライト級王者となったペティス。同時にUFC世界ライト級王座挑戦権を獲得したものの、当時の世界王者フランク・エドガーがグレイ・メイナードと引き分けたため再戦が決定、ペティスは王座挑戦を待つよりもクレイ・グイダ戦を選択し、判定負けを喫してしまった。

その後ジェレミー・スティーブンス戦では確実にテイクダウンを奪い、手堅く勝利を奪えるところを見せると、昨年のUFC JAPANでジョー・ローゾンをハイキックで下し、変わらぬ豪快さを見せつけた。ペティスの持ち味は、ミスター・ハイライトリールといってもおかしくないケージを使った三段蹴りに代表される見栄えのある動きにある。それを支えるのが、テコンドー&ボクシングベース、デューク・ルーファスの手によって進化された打撃攻撃だ。

多彩な蹴りを駆使するため、やや腰高のスタンスということもあり、テイクダウン後=ガードワークに優れ三角絞めをフィニッシュとして多用してきた。WEC参戦時代は、あまりテイクダウンで強味を発揮するタイプではなかったが、前述したようにUFCではジェレミー・スティーブンス戦でしっかりと勝てる試合も披露している。

こうペティスを振り返ると、元WEC、キックベースでガードワークが得意、さらにテイクダウンに磨きを掛けてきた――というキャリアの積み上げ方は、対戦相手のセラーニとほぼ被るものがある。UFC移籍後は負傷がちのペティスと違い、セラーニは代役出場も含め試合ラッシュが続き、その分印象も強く残している。

非常に良く似たタイプの両者だが、その実セラーニは真正面からの足を止めた打ち合いを厭わないタイプだが、ペティスはしっかりと距離を取って戦うことも少なくない。フィニッシャーのため、常に攻めのイメージがつくペティスは、相手との距離を外すことに実は長けている。殴り合い上等なだけに、その追い足に関しては未知の部分が残るセラーニは、ペティスの前進にローを合せて、その足を止めたいところだ。いずれにせよ、エキサイティングでないとしても、スリリングな試合になることは間違いないだろう。

■UFC on FOX「Johnson vs. Dodson」対戦カード

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
ジョン・ドッドソン(米国)
デメトリウス・ジョンソン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(米国)
グローバー・テイシェイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
ドナルド・セラーニ(米国)

<フェザー級/5分3R>
エリック・コク(米国)
リカルド・ラマス(米国)

<ライト級/5分3R>
TJ・グラント(米国)
マット・ワイマン(米国)

<フェザー級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
日沖発(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・スタンプ(米国)
パスカル・クラウス(ドイツ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ライアン・ベイダー(米国)
ウラジミール・マティシェンコ(ベラルーシ)

<ヘビー級/5分3R>
マイク・ルソー(米国)
ショーン・ジョーダン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ハファエル・ナタウ(ブラジル)
ショーン・スペンサー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
シメオン・ソーレンセン(ノルウェー)
デビッド・ミッチェル(米国)

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