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【DEEP DREAM】原田ヨシキと対戦、釜谷真<01> 「コイツは相当頭が悪い」

Makoto Kamaya【写真】大晦日のDEEPだからこそ、こだわりを持つ釜谷真。対戦相手に関しては「何一つおいしくない」と断言する (C)TAKUMI NAKAMURA

31日(水)埼玉県さいたま市中央区さいたまスーパーアリーナで開催されるDREAM IMPACT2014~大晦日Special~。

いよいよ開催まで1週間となった日本MMA界の大勝負= DEEP DREAM 、MMAPLANETでは駆け込み企画として、同大会に出場する選手7名をピックアップしインタビューを行った。

第二弾はアキレス腱断裂の重傷から復帰の釜谷真に、原田ヨシキ戦について尋ねた。かつて京都のGSPと呼ばれた男が、関西人──いや京都人として舌戦でも本領発揮する。

――大晦日に約10カ月ぶりの復帰戦が決まった釜谷選手です。いつ頃から大晦日に試合することを意識していましたか。

「夏にDEEPが大晦日に大会をやるという話を聞いて『出たいです』と伝えていました。今の僕は対戦相手を選べる立場ではないので『相手は誰でもいいです』と。それで何人か候補がいた中に原田ヨシキの名前もあって、最終的に会見で発表する一週間前くらいに原田に決まった感じですね」

――では夏から調整は続けていたのですね。

「はい。ただ僕も左足の怪我があったので、本当に大晦日に試合が出来るかどうか定かではなかったですが、そのつもりで準備を続けていました」

――釜谷選手は3月下旬に左足のアキレス腱断裂という怪我を負ったと聞いています。怪我のことも聞かせてもらえますか。

「練習じゃなくてプライベートで怪我してしまって(苦笑)。最初の3週間は入院して、それからは松葉杖生活です。そのあと怪我した箇所を保護する装具を7月の初めまでつけていて、7月の第2週目に入ってようやく歩けるようになりました。

お医者さんからは『歩けるようになってしばらくしたら軽いジョグならやってもいい』と言われていたのですが、初めてジョグした時はメチャクチャ怖かったです。よく聞いていたのが(手術から)4カ月すぎれば再断裂の可能性は低い、と。7月の第2週はちょうどその境じゃないですか。だから恐怖心はありました」

――それまでは練習どころか日常生活も難しかったのですか。

「でも入院している時から上半身のウエイトはやっていましたよ。リハビリする場所にリハビリで使う用のウエイト器具があって、おじいちゃんやおばあちゃんがリハビリをやっている隣で本気でウエイトやっていました。確実に周りからは『早くアイツ退院させろ』という目で見られながら(笑)」

――試合が出来ない期間に焦りはなかったですか。

「僕自身、こんな大ケガをしたのは格闘技をやって初めてだったので、さすがに再断裂したら心が折れると思いました。だから変に少しでも早く復帰したいとは思わなかったです。しかも長倉(立尚)だったり、ヒロさん(宮川博孝)だったり、周りにアキレス腱断裂から復帰した選手がいて、色々と話は聞いていたんです。

長倉は怪我から10カ月で復帰したから、自分もそのくらいなんだろうなとか、ヒロさんからは『俺は怪我してどのくらいでどんな練習をしていたよ』と教えてもらって。アキレス腱断裂なんで大怪我は大怪我なんですけど、ある程度、怪我を治して復帰するイメージは出来ていました」

――退院後はどんな練習をしていたのですか。

「入院中は独学で上半身のウエイトをやって、退院してからは同じジムのチャンタモ(パンクラスに参戦)と一緒にトレーニングをしていました。あいつはトレーニング・マニアでめちゃくちゃ詳しいんですよ。だから体つきは変わっています」

――実践的な動きを再開して変化したことはありますか。

「足に装具をつけたまま会員さんとパンチのマススパーをやったり、その時々で出来る練習を全力でやっていたので『復帰した!』というよりも『やっとフルで練習できる!』という方が大きかったですね。技術的にも上半身しか使えない練習やスパーリングを繰り返していたので、今までは極まらなかったような技やつなぎが出来るようになったんです。企業秘密ですけど、楽しみにしておいてください」

――さて復帰戦の対戦相手がマッハ道場の原田選手に決まりました。

「やりたいかやりたくないかで言ったら、やりたくない相手ですよ。何一つおいしくないんで。でも僕が大晦日のさいたまスーパーアリーナの復帰戦でやることなんてないと思うので、主催者に用意してもらった相手とやるだけです」

――今まで戦う相手として意識したことはありましたか。

「2011年に竜ちゃん(和田竜光)とやった時に次くらいにやるかもなとは思っていました。でもなかなか接点がなかったですね」

――今回の試合が決まってから釜谷選手と原田選手はツイッター上で舌戦、トラッシュトークを展開していますが………。

「コイツは相当頭が悪いなと思いました。正論言われると言い返せないし、どんどん論点がずれてくるし。会見で僕は『立っても寝ても殴る』と言って、『寝ても殴る』ってことはタックルも寝技もあるってことじゃないですか?  それがなぜかアイツの頭ではタックルも寝技もやらずに殴り合うに変換されている。もう意味が分からない(苦笑)。『立っても寝ても殴る』が理解できないヤツには何を言っても通じないです」

<この項、続く>

■DEEP DREAM IMPACT対戦カード

<DEEPライト級選手権試合/5分3R>
[王者] 北岡悟(日本)
[挑戦者] 吉田善行(日本)

<フェザー級/5分3R>
廣田瑞人(日本)
TBA

<DEEP×パンクラス対抗戦 バンタム級/5分3R>
大塚隆史(日本/DEEP)
石渡伸太郎(日本/パンクラス)

<DEEP×パンクラス対抗戦 フェザー級/5分3R>
横田一則(日本/DEEP)
ISAO(日本/パンクラス)

<DEEP×パンクラス対抗戦 バンタム級/5分3R>
北田俊亮(日本/DEEP)
中島太一(日本/パンクラス)

<DEEP×パンクラス対抗戦 フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉(日本/DEEP)
清水清隆(日本/パンクラス)

<DEEP×パンクラス対抗戦 ライト級/5分3R>
岸本泰昭(日本/DEEP)
高橋“Bancho”良明(日本/パンクラス)

<フライ級/5分3R>
和田竜光(日本)
神酒龍一(日本)

<フライ級/5分3R>
元谷友貴(日本)
マット・マンザナレス(米国)

<フェザー級/5分3R>
長倉立尚(日本)
ジョージ・ヒックマン(米国)

<フェザー級/5分3R>
加藤友弥(日本)
キル・ヨンボック(韓国)

<女子DEEPフェザー級(48キロ)/5分2R>
浜崎朱加(日本)
V.V Mei(日本)

<女子DEEPフライ級(45キロ)/5分2R>
しなしさとこ(日本)
濱田リカ(日本)

<女子DEEPライト級(52キロ)/5分2R>
藤野恵実(日本)
富松恵美(日本)

<女子DEEP 59キロ契約/5分2R>
杉山しずか(日本)
ライカ(日本)

<フライ級/5分3R>
前田吉朗(日本)
越智晴雄(日本)

<バンタム級/5分2R>
釜谷真(日本)
原田ヨシキ(日本)

<無差別級/5分2R>
藤沼弘秀(日本)
佐藤光留(日本)

■オープニングファイト

<フライ級/5分3R> 
小島壮太(日本)
小林聖人(日本)

<バンタム級/5分2R>
咲間“不良先輩”ヒロト(日本)
ROY(日本)  

<ウェルター級/5分2R>
秀虎(日本)
佐藤天(日本) 

<フライ級/5分2R>
加藤直之(日本)
堀内佑馬(日本)

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