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【UFC153】テイシェイラ、マルドナドからドクターストップによるTKO勝利

<ライトヘビー級/5分3R>
グローバー・テイシェイラ(ブラジル)
Def.2R終了 by TKO
ファビオ・マルドナド(ブラジル)

左ジャブを連続して放つマルドナド、距離を詰めたテイシェイラは左フックを決めると、そのままマウントへ。右のエルボーを連続で落とすテイシェイラに対し、徐々にマルドナドの動きが止まっていく。

エルボーからパンチに切り替えたテイシェイラは、腰を押してきたマルドナドの顔面に思い切り右のパンチを落とす。パンチの連打から、肩固めに切り替えたテイシェイラ、逆側に回り込みタイトに絞め続ける。

足を戻したマルドナドに対し、テイシェイラは再びマウントに戻ると左右のパウンド、エルボーを落とし続ける。一度息を整えたテイシェイラはエルボーを落とすが、マルドナドはブリッジから立ち上がる。

足がふらついたままのマルドナドが、まさかの左フックを打ち込む。一瞬、動きが止まったテイシェイラは右ハイからダブルレッグを決め、極め切れなかったものの、1Rをビッグラウンドとした。

2R、開始早々にテイクダウンを決めたテイシェイラが、体を固めるマルドナドのバックに回り込みリアネイキドチョークを狙う。立ち上がったマルドナドは左フックを伸ばすも、テイシェイラは左ボディから右ストレートを見せる。慎重な攻めに切り替えたテイシェイラは、ダブルレッグからバックマウントへ。上を向き直ったマルドナドに対し、再び右のエルボーを連続で落とす。

腰を押してハーフに戻したマルドナドだが、テイシェイラはパウンドからパス。再び足を戻したマルドナドに、テイシェイラがエルボーを見舞う。右目尻をカットし、鮮血が流れ落ちるマルドナド。テイシェイラが動きを止めた直後に、マリオ・ヤマサキがブレイクを命じ、試合はスタンドへ。

同時にドクターチェックが要請され、マルドナドの傷がチェックされるも、試合は続行される。左フックをヒットさせたテイシェイラは、引き続き左を打ち込み2Rが終了したが、足下がおぼつかないマルドナドを見て、ドクターが試合続行不可能を判断。テイシェイラがUFC2勝目をゲットした。

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