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【UFN55】右ブラジリアンキックから左ハイ、最後はギロチンでロックホールドが圧勝

<ミドル級/5分5R>
ルーク・ロックホールド(米国/5位)
Def.2R0分57秒by ギロチンチョーク
マイケル・ビスピン(英国/8位)

左ジャブを伸ばすビスピン。ジリジリと前に出るロックホールドはバックステップでビスピンの攻撃から距離を取る。プレッシャーを与えるロックホールドに、ビスピンが飛び込んで手を出すという展開のなか、ハイを見せる。ビスピンのパンチをしっかり見切っているロックホールドが組みついてケージ詰める。ここでビスピンは「頭突きだ」とアピールし、レフェリーがブレイクを命じた。ドクターチェック後、試合は再開へ。同じポジションで試合が再開されるも、すぐに両者が離れる。

ロックホールドが右ハイを入れ、ここでもビスピンが何やらレフェリーに不満を唱える。そのビスピンの前進に右を合わせようとしたロックホールドは、その後もこの動きを続ける。右ハイも簡単にブロックし、逆に左ハイを狙ったロックホールドを捉えることができないビスピン。ロックホールドは左ミドルを入れ、動きが一瞬止まったビスピンにさらにプレッシャーを与える。残り15秒、ようやくローからパンチを入れ掛かったビスピンだったが、初回のオクラゴンジェネラルシップは明らかにロックホールドだった。

2R、ビスピンが右の蹴りを狙ったところで左ストレートを伸ばしたロックホールドが、右のブラジリアンキック。続く左ハイを受けたビスピンはダウン。パウンドを落すロックホールドが、ビスピンが起き上がってくるところでギロチンへ。そのままマウントの態勢に入ると、ビスピンがタップし因縁の一戦はロックホールドの圧勝に終わった。力の差を見せつけたロックホールドは舌戦を嫌い、「マイケルをリスペクトしている」と語り、「ジャカレをもう一度倒す。タイトルコンテンダーになる」と力強く宣言。ビスピンも「トラッシュトークは試合を盛り上げるため、あのマザー・ファッ○ーを尊敬している。オーストラリア、アイ・ラブ・ユー」と叫び、ケージを後にした。

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