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【Glory16】初代ウェルター級のベルトはデポンテの腰に

Debonte  vs Karapet

【写真】スプリット、そしてデポンテの勝利も2つのラウンドをカラペティアンにつけたジャッジがいたことで、米国のジャッジは欧州流とは違うことが分かった。GLORY米国大会出場選手は、判定勝ちの仕方も研究する必要がある(C)James Law / GLORY Sports International

<Glory世界ウェルター級王座決定戦/3分5R>
マーク・デポンテ(ベルギー/6位)
Def.2-1:48-47,48-47,47-48
カラペット・カラペティアン(アルメニア/2位)

慎重な立ち上がりを見せる両者。右回りでコーナーに詰まったカラペティアンにデポンテが左ローを放つ。カラペティアンは右回りを続け、前に出たところでデポンテがワンツーを入れる。カラペティアンの前蹴りにデポンテがローからワンツー+ロー、スイッチを交えて間合いを支配する。華麗な対角線コンビネーションを見せるデポンテ、カラペティアンはガードを固めて反撃の機会を伺うも、どうしてもローを被弾してしまう。左右のフックを返すカラペティアンだが、クリーンヒットはないまま初回が終了した。

2R、デポンテが距離を詰めてワンツーを打ち込む。カラペティアンも右ミドルを返すも、すぐにローキックを受けてしまう。と、カラペティアンの攻撃がデポンテのヒザに当たり、試合は一時中断する。再開後、デポンテが左フックから右ローを蹴り込む。カラペティアンも前に出るが、その度にガードを固めて攻撃を耐えるという展開に。遠い距離、接近戦の両局面でデポンテのリードが続いた。

3R、カラペティアンは足を使いながら蹴り技を多用するように。デポンテは左ボディフックを打ちこむが、得意のヒザ蹴りは警戒され使用頻度がいつもより少ない。それでも蹴り足をキャッチしてパンチを打ちこんだデポンテ。カラペティアンの左ミドルをいなして、右ローを蹴り込むなど要所を締めるファイトとなった。

4R、カラペティアンの左フックに右ローを入れるデポンテ。常に前に出るデポンテが、カラペティアンにプレッシャーを与え続ける。自分のリズムで試合を進めることができるデポンテは、動きが大きくなったカラペティアンにヒザ蹴りを見舞う。間合いを取り直したカラペティアンが左を放つも、デポンテは右フックをかぶせていく。デポンテは蹴り足をキャッチして、軸足にローを蹴り込む。デポンテはさらに左ローを足払いのように見せ、危なげないまま最終ラウンドを迎えることとなった。

5R、ワンツーをヒットしたカラペティアン。さらに左ローに右を合せていく。リードを許したファイターが最終回の序盤に前に出るという典型的なパターンだが、カラペティアンはこのまま動き続けることができるか。あるいはすぐに動きが落ちるのか。カラペティアンの前進が続き、デポンテは距離を取って逃げ切る選択をしたようだ。

カウンターの跳びヒザにパンチを受けたデポンテ、大きく後方に倒れ込むが、レフェリーはスリップと判断する。カラペティアンの前進が続き、左のミドルを受けたデポンテの動きが一瞬止まる。左右に回り続けるデポンテ、カラペティアンは捉えきることができずGLORY初代ウェルター級王座決定戦は5Rタイムアップに。ジャッジの裁定は意外にもスプリットと判定が分かれたが、順当にデポンテが勝利者コールを受け、黄金に輝くベルトをその腰に巻いた。

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