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【TPF09】フライ級最高峰に向け、マモルの意気込み

2011.05.05

Mamoru5月6日(金・現地時間)、現KOTC世界ジュニアフライ級王者で、かつては修斗2階級制覇を成し遂げているマモルが、カリフォルニア州リムーアで行われるタチパレス・ファイツ(TPF)に出場する。MMAムエタイを引っさげ、フライ級では世界最高峰といっても過言でないマモルを渡米直前にキャッチした。

【写真】昨年8月5日以来、9カ月振り2度目の米国本土での戦い。カリフォルニア入りは試合の6日前で、当地で最終調整を行うマモル(C) MMAPLANET

対戦相手がジョン・ドッドソンから、ケビン・ダンスムーアに急遽変更されても、慌てず騒がずマモルは、平常心でTPF初陣に挑む。

――いよいよTPFデビューが迫ってきたマモル選手です。対戦相手が二転三転しているようですね。

「まぁ、コンディションは良好なので、現地に入ってからガッツリと水抜きをしようと思っています。日本でやれることは、もうやり終えた感じです。あとは全く環境も変わる向こうで、油断しないようにしたいです。

万全で戦うというのは、やっぱり色々と難しい部分もあるのですが、それを乗り越えて挑みたいと思っています。対戦相手が変わったことは、もう考えてもしょうがないです。

相手の情報がないのは当然と受け止めて、自分のやるべきことをやるだけで。もちろん、対戦相手を軽視しているわけではなく、自分がやるべきことを試合で出すほうが先にくるので」

――対戦相手の動きはビデオか何かでチェックしましたか。

「ハイ、ユーチューブで1試合だけ。組みにいく選手でした。向こうの方が僕のことは映像とかでチェックしやすいでしょうね。自分は限られた情報のなかで、しっかりとやれることをやるしかないので。それにまだケージ3戦目ですから、どうこう言えない部分も僕にありますしね」


――時差対策は?

「正直、どうしていいかも分からないです。米国本土で戦うのも2度目で、前回の経験を踏まえても解決できることじゃないし。ただし、気にし過ぎないことも大切だと思っています。

時差だ、言葉が通じないとか、そんなことばかり考えていると気持ちも弱くなってしまうので。科学的な面で言ったら、クソみたいなことかもしれないですけど、気持ちをタフに持って行くことが重要だと思います。精神的な部分は数値で表れるものじゃないからこそ、その部分をしっかりとしていきたいです。ちょっとやそっとのことでブレるようなら、海外に行って戦えないですよ」

――昨年8月のKOTCでは、対戦相手が体重を落さなかったり、飛行機の故障など予想もつかないトラブルもありました。

「体重を落さないとか、飛行機のトラブルとかあっても、僕はこれが仕事だから、それを理由に戦わなかったり、パフォーマンスが落ちたら大馬鹿モノです。試合をしないとファイトマネーはもらえないんだから」

――TPFというフライ級の最高峰で戦うことに関しては、どのような意気込みでいますか。

「より良い勝ち方をしたいです。判定で満足してしまったらいけないでしょうし。あとは米国の人に伝わるかどうか分からないですけど、テクニック面も含め自分ならではというところを観てほしいです。

まぁ、自分がずっと磨いていたエルボーとかで倒すことができればっていうのはあります。もちろん、チャンスがあれば全力で仕掛けるこということで、そこに拘り過ぎてもいけないっていう自覚もしています」

――ケージを背にした首相撲や、ムエタイ風の体捌きもぜひ見てみたいです。

「それは玄人さん目には……ということで(笑)。まぁ、米国のファンの多くも、ヒジでカットして血がでれば盛り上がるような感じだろうし。ただし、カットによる流血では試合は終わらないですよね。頭がい骨が見えるくらいじゃないと、TKOにならないと聞いていますし、まぁ、戦っているという凄みが伝わればと思います。そうすれば、お客さんも盛り上がってくれるだろうし」

――勝って、本家を超えたカンムリワシ・ヘアーを浸透させたいですね。

「頭はもう何度か洗えば、完全に馴染んできますし、完璧の状態です(笑)」

■TPF09主な対戦カード

<フライ級/5分3R>
イアン・マッコール(米国)
ダスティン・オーティズ(米国)

<TPFフェザー級選手権試合/5分5R>
アイザッグ・デジーザス(米国)
ロス・ミウラ(米国)

<ライト級/5分3R>
エフライン・エスクデロ(米国)
ファブリシオ・モランゴ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・ハリス(米国)
アンソニー・ルイス(米国)

<フライ級/5分3R>
ケビン・ダンスムーア(米国)
マモル(日本)

<ミドル級/5分3R>
ホルヘ・ロペス(米国)
ワーチム・スプリットウルフ(米国)

<バンタム級/5分3R>
フォークハッド・シャリポフ(米国)
トミー・ヴァルガス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
アラン・ジャウバン(米国)
チディ・ジュジョクアーニ(米国)

<ライト級>
アート・アーチニーガ(米国)
ジョシュ・ヘリック(米国)

<バンタム級>
コディ・ギブソン(米国)
ウォーレル・ワトソン(米国)

<フェザー級>
ブラッド・マクドナルド(米国)
ジェシー・ボーウェン(米国)

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