【Superior C】無念、白井祐矢のスペリアー・チャレンジ
リアルタイムで追えなかったMMAイベントを後追いでリポートするMMA SALON。今回は4月30 日(土・現地時間)にスウェーデン、ストックホルム・アイスアリーナ・ホヴェットで開催されたSuperior Challenge第7回大会の模様をお伝えしたい。
Text by KAORU TSUKAMOTO
【写真】毎年2度の開催ながら、何かしらのアクシデントが付きまとうスペリアー・チャレンジ。今回は日本から出場予定だった白井祐矢の試合が、試合前日にキャンセルになってしまった
スウェーデン最大のMMAイベントのスペリアー・チャレンジ。今回は日本からDEEPウェルター級チャンピオン白井祐矢が参戦し、ダーヴィッド・ビエルクヘイデンと対戦予定だったが、試合前日の公開計量開始5分前に同国のMMA委員会から連絡が入り、昨年10月に行われた同大会でとり行われた血液検査でビエルクヘイデンから、メティルヘクサナミンの検出が認められたということで、2年間の出場停止処分を告げられてしまう。
当のビエルクヘイデンは、薬物は使用しておらず、飲用したプロテインに含まれていたと無実を主張。主催者はダニエル・アカーシオのセコンドで現地を訪れていたマーカス・アウレリオに代役出場を要請したが、試合前日ではまとまるわけもなく、白井はストックホルムまで出向き、試合がなくなってしまった。
なお同大会にはアウレリオ以外にも、ケイシー・ウスコラのセコンドでユライア・フェイバー、ターレス・レイチはペドロ・ヒーゾを帯同するなど華やいだ雰囲気のなか行われたが、収容人員8000人のホヴェットに、前回大会は8割程度のファンが集まったが、今回はイースター明けということもあり、6割程度の観客動員に留まっている。
また、3試合で施行されると発表されたユニファイドルールは、結局、メインのターレス・レイチ×ジェレミー・ホーン戦でのみ採用されることとなった。
SCミドル級王座決定戦/5分3R | ||
○ターレス・レイチ (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ジェレミー・ホーン× (米国) |
SCライト級王座決定戦/5分3R | ||
○レザ・マダディ (スウェーデン) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
リッチ・クレメンティ× (米国) |
SCウェルター級選手権試合/5分3R | ||
[王者] ○ダニエル・アカーシオ (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
[挑戦者] ディエゴ・ゴンザレス× (スウェーデン) |
ライトヘビー級/5分3R | ||
○ヘクター・ラミレツ (米国) |
1R終了時 TKO 詳細はコチラ |
マッティ・メケレ× (スウェーデン) |
ミドル級/5分3R | ||
○アッサン・ニジエ (スウェーデン) |
1R3分58秒 ギロチンチョーク 詳細はコチラ |
ベスラン・イサエフ× (ロシア) |
ミドル級/5分3R | ||
○トール・トロエング (スウェーデン) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ロベルト・ヤツ× (ポーランド) |
ミドル級/5分3R | ||
○ブルーノ・カルバーリョ (ブラジル) |
2R2分45秒 キムラアームロック 詳細はコチラ |
ケイシー・ウスコラ× (米国) |