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【BFC29】クーパー極真殺法で、ミドル級初陣飾る

2010.09.17

<ミドル級/5分3R>
ブレット・クーパー(米国)
Def. 2R1分27秒by TKO
マット・メージャー(米国)

両者ともに左ジャブを繰り出し、距離を測る。クーパーは左右のローを見せ、メージャーにプレッシャーをかけていく。メージャーもローを返すが、その蹴りにクーパーが右ストレートを合わせる。右のオーバーフックをメージャーが振り回しながら前に出てくると、ステップバック後に放たれるクーパーのローキックが決まる。

前足を蹴られ、重心のかけ方が変わったメージャーにすかさずテイクダウンを決めたクーパーが、パウンドを落としていく。立ち上がってロー、さらにメージャーの立ち上がり際にストレートを打ち込んだクーパー。さらに左からローをヒットさせるなど、試合は完全にクーパーのリズムで進んだ。


2R、初回と同様に極真出身クーパーの足技が冴え、メージャーは踏み込めず手打ちが増えてくる。クーパーはダブルレッグでテイクダウンを奪うと、すぐに足を一本引き抜き、強烈な左パウンドを落とす。左の連打から、右へつなげると、体を丸めてディフェンスができなくなっていたメージャーの背中が伸びる。さらにパウンド受けるメージャーを見て、レフェリーが試合をストップ。下段蹴りで前足を殺したクーパーが、メージャーの気持ちも折り、ミドル級初戦でTKO勝ちを収めた。

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