【ONE100】マーシャルアーツ・ファンフェスで再会したリッチ・フランクリンと岡見勇信
【写真】互いの存在に気付くと、すぐにハグをして旧交を温めたフランクリンと岡見 。「リッチは変わらないなぁ。俺なんて、凄く変わったよ」と自らの頭を岡見は撫でていた(C)MMAPLANET
5 日(土)に東京都渋谷区のベルサール渋谷ガーデン開幕した「ONE Martial Arts Fan Fest」(ONEマーシャルアーツ・フェンフェス)。
シンガポール以外で初開催となったONEウォリアーシリーズや、数々の催し物が行われるなか13日のONE100 Centuryに出場する選手たちもミート&グリートの会場で取材を受けるために訪れており、選手同士がファンに非常に近い距離で言葉を交わす場面が多く見られた。そんななか一際、再会を喜んだのがウォリアーシリーズを率いるリッチ・フランクリンと岡見勇信だった。
フランクリンと岡見、互いに取材を受けるためにミーグリのステージ付近にやってきたところで鉢合わせし、両者の存在に気付いた瞬間に抱き合い、笑顔で会話を始めた。現在では上に示したようにONE首脳となり、ウォリアーシリーズを率いるフランクリンと13日の両国大会を控える岡見──この2人は今から12年4カ月前に英国、北アイルランドのベルファストで開催されたUFC72のメインで対戦しており、当時オクタゴンで5連勝中だった岡見が28-29✖3で敗れ、UFC初黒星を喫している。
「ユーシンがONEと契約した時は本当に嬉しかった。ミドル級で戦っていた時、ユーシンのように大きなファイターはいなかったよ。あの試合のことは凄く覚えている」とフランクリンは話し始める。「2Rに僕のパンチをスイスイとユーシンがかわしていくから、インターバルの時に『打撃はやめだ。テイクダウンを狙う』とコーナーに伝えて、『絶対にダメだ』って言われたんだ(笑)。でも僕は冷静さを欠いていて、ユーシンに組みついた。そしてクリンチの状態で思い切りテイクダウンを奪われたんだよ」と笑顔を見せる。
「あのキムラと言い……本当にユーシンは強かった」と当時を振り返ったフランクリンに対し、岡見は「今、リッチが言ってくれたような試合を必ず日曜日にアギラン・タニ相手にやってみせるから」と断言。硬く握手をして、それぞれの取材に向った。
こんな思わぬファイターの交流も目にすることができる──ONEマーシャルアーツ・ファンフェスは、明日も同所で午前10時から行われる。
■ONE100 第1部対戦カード
<ONE世界女子アトム級(※52.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]アンジェラ・リー(米国)
[挑戦者] シィォン・ヂィンナン(中国)
<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP決勝/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
ダニー・キンガド(フィリピン)
<ONEライト級(※77.1キロ)ワールドGP決勝/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)
<キックボクシング女子アトム級/3分3R>
ジャネット・トッド(米国)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
キム・デフォン(韓国)
<ムエタイフライ級/3分3R>
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
ダレン・ローラン(フランス)
<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
岡見勇信(日本)
アギラン・タニ(マレーシア)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
平田樹(タイ)
リカ・イシゲ(タイ)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
仙三(日本)
リト・アディワン(フィリピン)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
プー・トー(ミャンマー)
ユン・チャンミン(韓国)
<68キロ契約/5分3R>
スノト(インドネシア)
クォン・ウォンイル(韓国)
■ONE100 第2部対戦カード
<ONE世界ライトヘビー級(※100.01キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]ブランドン・ベラ(米国)
<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者]ヴァウテウ・ゴンカウベス(ブラジル)
<ONE Super Series キックボクシング・フェザー級ワールドGP決勝/3分5R>
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
サミー・サナ(フランス)
<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アージャン・ブララ(カナダ)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
VV.Mei(日本)
ジェニー・フアン(台湾)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
猿田洋祐(日本)
北方大地(日本)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ハファエル・シウバ(ブラジル)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
エルナニ・ペルペトゥオ(ブラジル)
手塚裕之(日本)
<修斗✖パンクラス王者対抗戦ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
松本光史(日本)
久米鷹介(日本)