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【UFN160】ドゥリーニョがネルソンに組み勝ち、階級を上げて2連勝=ウェルター級に留まると明言

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・バーンズ・ドゥリーニョ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
グンナー・ネルソン(アイスランド)

左手を大きく差し出し、ワイドスタンスのネルソンに右ローを蹴るドゥリーニョ。サイドキックからシングルを狙ったネルソンが、すぐに離れる。ローを入れたネルソンが左を打ちながら距離を詰める。ドゥリーニョの左ジャブをバックステップでかわすネルソンは、左ローを前足に受けるも、ワンツーを返す。右を届かせ、サウスポーに変化したネルソンがオーソにすぐ戻す。ドゥリーニョョは右ローを入れ、ネルソンが左ジャブ、サイドキックを当てる。素早いネルソンの踏み込みに対し、受け止めて突き放すドゥリーニョが残り40秒で初めて組みつく。クリンチから小外掛けを返したネルソンが逆に上を取り、右のパウンド。ドゥリーニョがヒザ十字を狙ったところでラウンド終了を迎え、ネルソンのラウンドとなった。

2R、ドゥリーニョが右ローから左ジャブ、ネルソンはサウスポーから右サイドキック、オーソに戻して右ロー、左右のパンチを見せながら前に出てクリンチへ。ハイクロッチを耐えたドゥリーニョ、離れたネルソンが再びクリンチ、両ワキを差してケージに押し込みダブルレッグに移行する。切って離れたドゥリーニョが右ロー、続く右フックは当たりが浅くネルソンが組んでケージに押し込む。両者ヒザを顔面に狙うが、当たりは浅い。残り90秒で離れたネルソンが、組んでボディロックからバックへ。

正面を向いたドゥリーニョョが払い腰で投げ、立ち上がったネルソンに跳びヒザを放つ。組みに来たネルソンを切り、がぶりからアナコンダを仕掛けたドゥリーニョが絞めを解いてバックを狙う。これを許さなかったネルソンだが引き込んでガードを取り、エルボーを落とされラウンドも失った。

最終回、左ジャブを届かせたネルソンが右ロー、ドゥリーニョが左ローを返して左ジャブをタッチさせる。クリンチから離れたネルソンのダブルレッグはケージを背にして切ったドゥリーニョは、徹底して組んで来るネルソンに対してテイクダウンは許さない。

離れたネルソンが左ボディフック、ドゥリーニョが右フックを返し、続く右オーバーハンドは豪快に空振りする。ネルソンが右を当てるが、ダメージはなく肩で息をするドゥリーニョがハイも空振りする。ここでネルソンが組みに行くが、体を入れ替えたドゥリーニョが豪快なスラムからバックへ。すぐに胸を合わせたネルソンをケージに押し込んだ状態でタイムアップを迎えた。

結果、ドゥリーニョが29-28を3つ揃えてウェルター級でも2連勝、ライト級時代を含め 4連勝とし、ウェルター級で戦い続けることを宣言した。


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