【ONE JS01】格闘代理戦争の敵はONE Japan Seriesで討つ。野尻が前田をギロチン葬
【写真】ここで極めるという意地すら感じられた野尻のギロチン(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
野尻定由(日本)
Def.2R2分25秒 by ギロチンチョーク
前田浩平(日本)
サウスポーの前田に対し、野尻が左ジャブを伸ばす。左ストレートを返した前田、ともに慎重な立ち上がりに。前田が左ローを入れ、距離が近づくとすぐに離れる。野尻のテイクダウン狙いががぶった前田がスタンドへ。野尻が追いかけるように立ち上がり、右を振るっていく。右ミドルハイを2つ見せた野尻が、右ミドル、続くワンツーの打ち合い左を当てる。パンチを被弾した前田は組んで右腕を差し、ボディロック。組み合いのなかで体を入れ替えた野尻は、テイクダウンできないと判断したか離れる。直後にまたもクリンチの攻防となり初回が終わった。
2R、前田の左ハイが野尻の顔面を掠め、左ストレートが入る。組んでバックに回った前田に対し、胸を合わせた野尻がウィザードで耐える。野尻はシングルと足払いの要領でテイクダウンを奪うと、そのままギロチンへ。後方回転から腕を取り絞め続ける野尻。前田もケージを蹴って態勢を変えたが、そのまま絞め続けた野尻がもう一度引き込んでタップを奪った。
格闘代理戦争シーズン3のワンマッチの雪辱を果たした形で、野尻が一本勝ちを手にした。